前回のブログで、
人を育てるのにフィードバックが大事だ
と書きました。
「フィードバックが一番の薬です」
たとえば、
パワハラをしている人に対して
本人の行動をフィードバックすることで
本人に気付いてもらい、
行動を変えるキッカケを与えることができます。
だから、人を育成する立場にある人は、
フィードバックができるようになったほうが
良いのです。
ただ、フィードバックは難しいのです。
なぜ、
フィードバックが難しいのか?というと、
人は意識をしない限り、
フィードバックをしないからです。
どういうことか?というと、
フィードバックは
自然な行動ではないということです。
では、自然な行動とは
どういったものか?というと
①事実を選択する
↓
②事実に意味づけする
↓
③仮説を立てる
↓
④結論を出す
↓
⑤結論を信じる
↓
⑥行動する
これを「推論のはしご」と言います。
本当は「はしご」なので、
上下は逆になりますが、
人はこの「はしご」を駆け上がって
行動を起こします。
ところが、フィードバックをする
(ありのままを返す)というのは、
①事実を選択する
↓
⑥行動する
ということです。
つまり、
②事実に意味づけする
↓
③仮説を立てる
↓
④結論を出す
↓
⑤結論を信じる
をしないと言うことです。
事実をそのまま相手に伝えます。
機械のように録音したものを
再生することができればよいのですが
人は意味づけをして判断をしてしまいます。
事実を見た時に
良い悪いの判断をしてしまいます。
すると、事実を伝えようとする時に
自分の判断も一緒に伝えてしまいます。
自分の判断を一緒に伝えた時点で
ありのままに伝えたことになりません。
だから、フィードバックをするためには
判断を手放す必要があります。
これが難しいのです。
(特に効き脳のA脳が高い人は難しいです)
本来、フィードバックというのは
これくらい純粋なものなのです。
ただ、一般的に、
フィードバックとは、
自分を思ったことを伝えることだと
思われています。
でも、それって、あなたの感想です。
これでは、
フィードバックは上手く機能しません。
ありのままのことを返されるからこそ
本人の気づきがあるのです。
人は常に判断をしていて、
判断を手放すことが難しいのです。
だから、
フィードバックは技術として練習しない限り
できるようにはならないのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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