コストをかけないとよいものはできない

組織開発のコンサルティングを受ける時に
いつも問題になるのが会議です。

 

組織を変えようと思ったら、
集まって話し合う必要があります。

 

人と人は違うので、
コミュニケーションをとらないと
それぞれがバラバラに動いて
組織として成果を上げることができません。

 

しかし、集まって話し合おうとすると
業務が止まります。

 

業務が止まると売上が下がり、
利益も減ります。

 

だから、組織を変えたいと思っても
会議の時間がとれないケースがあります。

 

いつもブログに書いていますが、
コミュニケーションはコストです。

 

コミュニケーションをとろうとすると
時間がかかります。

 

時間はコストです。

 

だから、
コミュニケーションをとるなんて無駄だ!
という考えも理解できます。

 

特に、目の前の仕事があれば、
その仕事を優先したくなる気持ちも
理解できます。

 

だから、無駄なコミュニケーションを省こう
という話になります。

 

しかし、厄介なことに
コミュニケーションの価値は
コミュニケーションをとって初めて分かります。

 

コミュニケーションをとってみて
このコミュニケーションは必要だったね!
このコミュニケーションは無駄だったね!
ということが分かります。

 

つまり、無駄か?どうか?は
コミュニケーションをとってみないと
分からないのです。

 

では、どうしたらよいのか?

 

それは・・・

 

何のために会議をやるのか?という
目的をハッキリさせることと
目的がハッキリしていなくても
最低限の話せる「場」を確保する
ということです。

 

組織を変えるという
新しいことにチャレンジしようとすると
どうしても想定外のことが起こります。

 

想定外のことが起こった時に
月に1回だと、修正ができないまま
1ヶ月が過ぎていきます。

 

そうすると、いつまで経っても
組織が変わりません。

 

だから、早く組織を変えたいのであれば、
月2回は会議が必要だと思っています。

 

組織を変えるスピードを速くすると
それだけ、負担がかかるので、
問題が起こります。

 

今の現時点で問題でないことが
問題になります。

 

だから、あらかじめ、
目的を明確することができないのです。

 

ただ、そうはいっても、
それだけのコストをかけられないという
事情もあると思います。

 

そういう場合は、
月2回とも会議でなくてもよいと思っていて、
1回は会議で、もう1回は面談でも
よいと思います。

 

言いたいことは、
問題が起こってから時間をとろうと思っても
その時点で時間がとれないと、
手遅れになるということです。

 

だから、あらかじめ、
目的が明確になっていなくても
話す時間を確保しておく必要がある
と考えています。

 

繰り返しになりますが、
コミュニケーションはコストです。

 

コストは無駄ばかりではありません。

 

ある程度、コストをかけないと
よいものはできません。

 

だから、無駄だと思われようが、
かけるべきコストはかけるべきなんです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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