前回のブログで
フィードバックは難しいと書きました。
『フィードバックは難しい?』
フィードバックというのは、
ありのままを伝えることです。
しかし、人には感情があり、
ありのままを伝えるのが難しいのです。
そういえば、先日、
こんな記事がネットにアップされていました。
「店員の笑顔を評価するAI」
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6507654
イオンが、約240店舗で
AI端末「スマイルくん」を導入したとのことです。
タブレットのカメラに向かって
笑顔で挨拶をすることで、
従業員の笑顔や声量を分析し、
リアルタイムでフィードバックが受けられます。
「スマイルくん」の導入により、
お客様への笑顔とあいさつの実施率が、
導入前と比べて約1.6倍に向上したそうです。
上司が指導するとなると、
上司ごとに判断基準が異なるでしょうし、
フィードバックする時の表情や様子から
言葉にならないものが伝わったりします。
そうすると、本来、伝えたいことが
伝わらなかったり、
伝えるつもりでないものが
伝わってしまったりします。
それに対して、
AIなら基準は一定ですし、
あるままを返すだけで、
感情もないので、
必要なことだけフィードバックします。
上司がフィードバックするより
よっぽど素直に受けられるかもしれません。
そう考えると、
AIはフィードバックにうってつけです。
評価制度については、
不満が多いという相談を受けますが、
不満をなくすなら、
AIにしてしまったほうがよいのかもしれません。
ただ、それが全てか?というと
そうでもないと思うのです。
人は人でしか承認されないと思うので
人でしかできないところは
人でやりながら、
AIを上手く取り入れていくということ
なんだと思います。
いずれにしても、
部下をありのままに見れていない人には、
評価も承認もできないのだと思います。
そこからスタートすることが
大事だと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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