ネットを見ていたら、
恐山の禅僧、南直哉さんの記事を
見つけました。
無理に夢や希望を持つ必要はない、
正解なんて出なくていい
恐山の禅僧が語る「人生の重荷」との向き合い方
https://news.yahoo.co.jp/articles/851d718af77f5107b09bad5d76a4ad5bf9e2eaa1
南さんは、
20代、30代の人たちは特に、
『対話』の能力が退化しつつある。
人間はそもそもネガティブ。
無理に夢や希望を持つ必要はない。
とおっしゃっています。
私は、20代、30代といわず、
全体的に『対話』の能力を持つ人が
少なくなっているように思います。
それは、なぜなんだろう?と
思っていていましたが、
南さんは、こうおしゃっています。
自分の感情を表すことを知らないんです。
自分が抱える悲しみや苦しみ、
ネガティブな思いを言葉にする力が萎えている。親にも、友達にも、
自分のネガティブな感情を出すことが苦手です。
恐れているんだと思います。
嫌われて、関係が壊れてしまうことを。
なるほど・・・
ネガティブな感情を出すと
嫌われるというか、
面倒臭がられるのだと思います。
周りにネガティブな感情を
持っていることを知られたくない・・・
しかし、南さんによると、
ネガティブこそが人間の基礎だと言います。
そもそも人間は
自己決定で生まれてきたわけではないから、
パッシブ(受動的)なんだと・・・つまり、アクティブではなく
人は生まれながらにネガティブだと・・・
なるほど・・・
そもそもネガティブだと思っていれば、
ネガティブなことを言うのも当たり前!
そう思ったら、
お互いに弱音をはいてもいいんだ!
となるのだと思います。
その前提があれば、
自分の思ったことを言えばいいし、
相手の話を聴くこともできる
つまり、「対話」ができます。
さらに、南さんのお話で
なるほど!と思ったのは、
『敬う』ということについてです。
仏教には、愛の上に
『敬う』という考え方があります。
その存在を丸ごと認めること、
敬うことが、愛よりも重要なんですよ。
そうなんですよね!
SNSの誹謗中傷も
この『敬う』ということが足りないように
思います。
人はネガティブなのに、
ネガティブな言葉をかけたら、
救われません。
人はネガティブだから、
その存在を丸ごと認め合うこと、
お互いに敬うことで、
支え合ってこそ生きていけるのだと思います。
でも、ネットでは、
共有できる背景が限定的で、
その存在を丸ごと認め合うこと、
お互いに敬うことができないのだと思います。
人というのは、
どこまで行ってもリアルな存在で、
リアルの世界でないと、
健全でいられないのだと思います。
それは、結局のところ、
人は生まれながらにネガティブ
だからだと思うのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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