上司も分からないと言ってもいい

こころのところ、
相談について書いていますが、
いろいろ書きたいことがあって
相談も奥が深いな!と思っています。

いったん、今回で最後にしたい
と思うのですが、
一番伝えたいた話をしたい
と思います。

それは・・・

相談されても
分からないと言ってもいい!
ということです。

それはなぜか?というと
分からないことは分からないからです。

ちょっと、何を言っているのか?
分からないかもしれません。

これは何の話か?というと
いつもブログに書いている
「トリプルループ思考」の話です。

ものごとを考えるにあたって
3つのレベルがあります。

①シングルループ
物事に「適切に取り組んで」いるか?
→適切なのか?適切でないか?

②ダブルループ
「適切な物事」に取り組んでいるか?
→適切不適切ってどういうことなのか?

③トリプルループ
何が適切で、何が適切でないかについて、
「どのように判断している」のか?
→何をもって適切不適切だと判断するのか?

良いか?悪いか?相談を受けて、
良いか?悪いか?答えられるのは
①シングルループです。

①シングルループの問題は
簡単です。

例えば、法律の問題は、
①シングルループの問題です。

良いか?悪いか?ハッキリしています。

次に、
良いか?悪いか?相談を受けて、
簡単に判断できない問題があります。

このような問題は
②ダブルループの問題です。

法律に書かれていない
グレーゾーンの問題です。

判例とか過去の事例をもとに
判断することになります。

②ダブルループの問題は
なかなか難しい問題です。

そして、最後に、
良いか?悪いか?相談を受けて、
良いも悪いもない問題があります。

このような問題は、
③トリプルループの問題です。

判例も過去の事例もない問題です。

何をもって判断したらよいのか?
分からない問題です。

この場合は、
何をもっての「何」を決めない限り、
判断ができません。

例えば、昨日のブログに書いた
問題解決か?育成か?
という問題です。

どっちも大事ですが、
「何」を優先するか?によって
答えが変わります。

「何」を優先するか?が
分かっていれば答えられますが、
分かっていなければ答えられません。

ところが、
上司は常に「何」が優先か?が
分かっているわけではありません。

そう考えた時に、
分からない問題も存在しています。

だから、上司も
分からないと言ってもいい!
ということです。

逆に、なんでもかんでも分かっている
と思っている方が
分かってない可能性があります。

これもいつもブログに書いている
ルービックキューブの問題です。

ルービックキューブは6面ありますが、
どう頑張っても、一度に3面しか見えません。

私は、仕事柄、
よく相談されるのですが、
いったんは答えるけど、
本当にそれでよいのか?は、
いつも考えている感じです。

本当に①シングルループで
答えていいんだろうか?
と考えることも大事だと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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