先日、お客様の会社で
研修で職場体験ゲームをしている時に
こんなことがありました。
問題解決のゲームをしている時に
時間切れになりました。
ここで終わりするのか?
延長するのか?
メンバーに対して確認をしました。
すると、
ここまで問題解決を引っ張ってきた
ベテラン社員さんが
これ以上やっても解けそうにないから
もうやめましょう!と言いました。
すると、若手の社員さんから
いいや!まだ続けたい!という声が
上がって、5分延長しました。
結果、5分もしないで、
ゲームが解けました。
あそこで、若手社員さんが声を上げず、
ベテラン社員さんの言う通り
ゲームをやめていたら、
ゲームは解けないままでした。
では、ベテラン社員が悪いのか?
というと、そんなことはなく、
ゲームが解けたのは、
ベテラン社員さんが
問題解決のための話し合いを
引っ張ってきたからです。
問題解決に向けて
ベテラン社員さんの貢献は
大きかったと思います。
しかし、問題は、
影響力の発揮の仕方です。
ベテラン社員さんは
知識も経験もあるので、
職場でも影響力を発揮することが
多いと思うのです。
それが、問題解決に向けて、
発揮されると成果につながるのですが、
諦める方向に発揮されると
成果につながらなくなります。
いい意味でも悪い意味でも
影響力が大きいのです。
ベテラン社員は、意識をしないで、
発言したり行動したりしている
と思うのです。
しかし、
ベテラン社員の言動は
チームの成果に大きな影響を
及ぼしています。
そんな話を、ベテラン社員さんに
フィードバックしました。
その後の話し合いの中でも
ベテラン社員さんは
戸惑いながら発言をされていたので、
意識していたのだと思います。
まずは、影響力を意識する
ということから始めればよいと思います。
大事なことは、
影響力は、自分のために使うと、
成果につながらず、
周りのために使うと、
成果につながると言うことです。
ベテラン社員が
影響力を自分のために使うと、
周りは委縮します。
メンバーを活かすことができなくなり、
成果が上がりません。
しかし、ベテラン社員が
影響力を周りのために使うと、
メンバーが活躍できるようになり、
成果が上がります。
ベテラン社員が一人でやるよりも
メンバーでやったほうが成果が出るのです。
このように、
ベテラン社員は影響力があるからこそ
その影響力を周りのために使うように
意識する必要があるのです。
ベテラン社員が仕事ができるのは、
よくわかっていますから・・・
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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