成果を出すのに必要なことは?

前回のブログで、
タックマンモデルの話をしました。

成果を上げるには谷に入る
必要があるという話です。

時間と共に右肩上がりで
成果が上がればよいのですが、
実際は、谷に向かって下がっていき、
底を打って上がっていくため
谷に入らないと成果は生まれません。

この「谷に入る」というのが、
イメージができないというコメントを
いただいたので、
そのことを書いてみたいと思います。

言い方の問題もあると思いますが、
そんなに特別なことではありません。

目標を立てるという時に
「谷に入る」感覚になります。

例えば、チームで今月の売上目標を
1500万円と決めたとします。

最初は何とかなるだろうと思います。

しかし、しばらく、やっていて、
このままでは1500万円は
達成できないのではないか?
と思うようになります。

その時になんとも
気まずい雰囲気になることがある
と思います。

何か言った方がよいと思うんだけど、
そもそも、何を行ったらよいか?分からない・・・
余計なことを言ったと思われるかもしれない・・・
言ったからには責任を追わないといけない・・・

こんな風に思うことがあると思います。

ほとんどの場合は、
見てみぬふりをして黙っています。

そうしたら、何も起こりません。

何も起こらないので、
目標達成は難しいと思います。

目標達成したいのであれば、
目標達成できないと感じていることを
言わなければなりません。

これが「谷」です。

ここで、思ったことを言えるか?が
心理安全性の問題です。

何もないところで、
言いたいことを言うことではありません。

「谷」の中で、
言いたいことを言うためには、
お互いに信頼関係があることが必要です。

信頼関係があるというためには、
何のために目標を達成したいのか?
という「ミッション」と
「谷」をくぐることでこんなイイことがある
という「ビジョン」が
共有されている必要があります。

そういう意味で、「谷」に入る前に
「ミッション」と「ビジョン」を共有しておかないと、
「谷」に入ってからでは、遅いです。

いつもブログに書いているように
組織作りには順番があると言っていますが、
それがまさにこの話です。

だから、なんでもかんでも
「谷」に入れば良いという問題ではなく、
「ミッション」と「ビジョン」を共有するという
準備が必要です。

ただ、これは当事者がやろうとすると
難しいと思っています。

なぜなら、そこに感情が入るからです。

感情が入ると、問題に入り込んで、
周りが見えなくなります。

「ミッション」と「ビジョン」を共有していても
それどころでなくなります。

だからこそ、第三者が必要だと思っていて、
それが、コンサルタントの役割だと思っています。

別に、コンサルタントが優秀なわけではなく、
単に第三者なだけです。

それが証拠に
コンサルタント同士で話していると
「ミッション」も「ビジョン」も忘れて、
「谷」に落っこちます。

ただ、こういう知識があれば、
立て直すことも可能です。

いずれにしても、
成果を出そうとすると
こういうことが起こるということを
知っておくことが大事だと思っています。

今日も最後まで読んでいだき、
ありがとうございます。

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