人の可能性を信じるということ

組織のコンサルティングをしていると
ときどき、
コンサルティングを受けることに
協力的でない社員さんがいます。

 

正面切ってぶつかってきてくれれば
話もできるのですが、
話を投げかけても
気のない返事を交わされると
話もできません。

 

話ができないと
何をかんがえているのか?
わからないので、
進めてよいものなのか?
迷います。

 

私も人間ですから、
自分の思い通りに進まないと
イラっとくることもあります。

 

こんな時、決まって、私は
こんな風に考えることにしています。

 

それは・・・

 

「人は選んでいる」

 

ということです。

 

質問したことに答えない・・・

 

話かけているのに無視をする・・・

 

不満げな態度を示す・・・

 

本人はそういう態度を取る
という選択をしているのです。

 

そうではない選択もできるのに
そういう選択をしているからには
意思があります。

 

その意思がある限り
どこかの時点で必ず話し出します。

 

態度で表している時点で
表現しているので、
あとは言葉にするだけの問題です。

 

だから、私は、
話をしてくれるまで待ちます。

 

その時に話してくれる話が
本当に組織にとって大事な話だと
思うのです。

 

組織のコンサルティングに入って
こういう態度を取る人は、
どこかであきらめてしまった人
なのです。

 

組織を良くしようと思って
今まで、さんざん、やってきたのに
聞き入れてもらえなかったりして
それが、いまさら、
外部のコンサルがやってきて、
何を言ってんだ!
という感じです。

 

それはその通りだと思います。

 

ただ、こういう人は、
組織を良くしたいという「想い」を
持っています。

 

今のその態度はないな!と思っても
組織を良くしたいという「想い」は
信じることができます。

 

ロボット人事研究所のバリューは
「人の可能性を信じる」とは、
こういうことなんです。

 

私は、効き脳でいうC脳(友好脳)が
高い人間です。

 

だから、友好的でない人と
コミュニケーションをするのは
苦手です。

 

協力的でない人を
信じることはできません。

 

でも、組織を良くしたいという
その「想い」は信じることができます。

 

では、その「想い」を持っているか?
どうやって見分けるのか?というと・・・

 

人そのものを見るのではなく、
その人の行動を見ます。

 

組織を良くしたいと想っている人は
自分の仕事はちゃんとやっています。

 

組織に対して不満を持ちつつも
自分のできる範囲のことはやっているのです。

 

そもそも、「想い」もないし、
仕事もしていない人は
組織のコンサルティングの場に
いるはずがありません。

 

だって、
コンサルティングを受けている間も
給与が発生しているので、
会社がそんな無駄なことはしない
はずですから・・・

 

今まで、
組織のコンサルティングをしていて
思うことは、
こういう人ほど、変わると、
組織開発を一気に進めてくれる
パワーを持っているということです。

 

人はコントルールできないので、
どこで変わるか?分かりません。

 

私ができることは、
ただ、変わると信じて接すること
だけなのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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