セクショナリズムを超えるには?

昨日は、2年間ほど、
コンサルティングをしているお客様の
会社の会議に参加してきました。

会議が終わった後、
社長さんが、
どうして組織がこんなに変わったんだろう?
とおっしゃいました。

どんなところが変わったと思いますか?
と聞いてみたところ、

社長が指示したわけではないのに、
お客様とのトラブルを
部門を超えて解決するための
打ち合わせをしていたそうです。

こんなことは今までなったことだそうです。

部門を超えた打ち合わせが
自主的に行わている組織にいる方は
当たり前に思うかもしれませんが、
一般的にはこんなに上手く行っていません。

いわゆる、セクショナリズムを超える
というものです。

コンサルティングに入る組織のほとんどで、
セクショナリズムの問題を相談されます。

実際、セクショナリズムを超えて、
仕事をできるようにすることは
難易度が高いです。

では、なぜ、この会社で、
セクショナリズムを超える動きが出始めたのか?

それは・・・

そうなるようにコンサルティングしているからです(笑)

これについて具体的に説明したいと思います。

そもそも、セクショナリズムを超えるには、
部門をまたいだ共通のテーマが必要です。

部門をまたがないと解決しない
問題があるから、
部門をまたいで解決するのです。

しかし、部門をまたいで、
部門同士で話し合うには、
そもそも、部門がまとまっていないと
部門同士で話し合うことができません。

なぜなら、部門同士で話し合っても、
そこで決めたことを部門に落とし込めなければ
部門で話し合った意味がなくなります。

だから、そもそも、
自分の部門をマネジメントできていないと
部門で話し合いをしようだなんて思いません。

ということは、どういうことか?というと、
部門をマネジメントできるようになったから
セクショナリズムを越えた話し合いを
するようになったということです。

つまり、セクショナリズムを超えられるように
コンサルティングしているというのは、
まず、部門をマネジメントできるようになることを
目標にしてコンサルティングしてきたということです。

部門をマネジメントできるようになったら、
セクショナリズムを越えて、
共通の問題を解決するのは
時間の問題なのです。

これに対して、
一般的にセクショナリズムの問題を
解決しようとしたら、
部門の話し合いをしましょう!みたいな
話になると思います。

しかし、先に説明したように、
そもそも、
部門をマネジメントできていないと、
部門で話し合ったところで、
セクショナリズムの問題は解決しません。

だから、
部門のマネジメントをできるようにするのが
セクショナリズムの問題を解決するため
の打ち手になります。

結局、これって、
言われてみれば当たり前の話なんですが、
当たり前すぎて、打ち手としてやろうと
しないのではないか?と思うのです。

実は、こういうのが原理原則です。

原理原則を知らなければ、
やらないし、できるようにもなりません。

前回のブログでも書きましたが、
経営者が組織作りのプロになる
必要はないと思います。

プロになる必要はないのですが、
このような組織作りの原理原則を
知っておくことは大事だと思っています。

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今日も最後まで読んでいだき、
ありがとうございます。

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