関税をめぐる日米の協議に
トランプ大統領が自ら参加しました。
閣僚レベルの協議だと思って臨んだ
日本側は大いに慌てたと思います。
金融市場が大混乱して、
国内外から批判を受け、
トランプ大統領も比較的まとめやすい
日本との交渉を早急にまとめたい
意図があったように思いました。
そのためにも、自ら参加した方が、
話が早いと思ったのではないでしょうか?
日本側の赤沢大臣は、
トランプ大統領が自ら出席してきたことに
すっかり感服して、
自分のことを格下なんて表現をしていました。
これで交渉になったのか?不安ですが、
トランプ大統領の交渉上手を称賛すべき
なのかもしれません。
以前もブログに書きましたが、
コミュニケーションはコストです。
よいコミュニケーションを取ろうと思ったら
コストをかける必要があります。
今回、トランプ大統領は、
自らコストをかけることで、
交渉を一気に進める成果を得ました。
コストはかけるべき時にかけないと
あとでコストが余計にかかります。
だから、コストをかける決断が
重要になります。
それは、組織を変える場合も同じです。
私が、コンサルティングに入る場合、
共通の目標を立てて、
毎月、会議を開催して、
メンバーで対話を重ねて、
自分達でやることを決めて
成果を出す!ということをします。
この流れを作るには、
最低、月に1回3~4時間は必要になります。
それ以外にも、
コーチングや打ち合わせの時間を入れると
5~6時間は必要です。
コンサルティングに入る時は、
これぐらいの時間をかけていただくように
お話をします。
すると、それだけの時間がかけられない
とおっしゃいます。
メンバーの皆さん、忙しくて、
会議に参加する時間がない
という事情も分かります。
しかし、そんな風にやってきたから、
上手く行っていない今があるのです。
コミュニケーションというコストを
かけてきていない結果が
今なんです。
今の状況を何とかしたいと相談があって、
それを解決しようとすると、
時間がないという話になります。
余計なコストをかける必要はありませんが、
コストもかけないと、よいものはできません。
組織もコストをかけないと
よい組織になりません。
今回のトランプ大統領の動きを見て、
コストをかけるところの判断が上手だな!
と思いました。
もっとも、トップのマネジメントしては、
疑問が残ります。
本来は、部下である閣僚が協議する
ということになっていたので、
任せるべきでした。
それを部下に任せずに、
トップ自ら出てきて成果を上げるなんて
部下のモティベーションは下がります。
しかし、現状を考えると、
それだけの余裕がないのかもしれません。
成果を上げないことには、
人はついてきませんから・・・
今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。
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