部下にイライラしなくなる呪文

先日、お客様の社長さんから
こんな相談を受けました。

 

社員に指示をしたのに
全く違うことをするので、

どうしてそうなるのか?を
一緒に考えようとしたら、

突然、社員が泣き出して
パワハラみたいになってしまいました。

そんなにキツく言ったつもりもないのに
どうして泣かれてしまうのでしょうか?

 

言い方に困っている
社長さんは結構いると思います。

 

そもそも、社長と社員では、
情報量が違います。

 

社長が知っていて
社員が知らないことはたくさんあります。

 

だから、
社員が想定外なことをしても、
それは仕方がないのです。

 

情報量に差があったんだな!と
思って下さい。

 

また、社長と社員では、
経験も能力も違います。

 

社長さんが簡単にできることでも
社員さんはできないことがあります。

 

これも、
経験と能力に差があったんだな!
と思ってください。

 

だから、どうしてそうなるのか?を
社員に質問をしたところで、
知らないし、できないだけなので
答えようがないのです。

 

答えようない質問をされると、
追い詰められているように感じます。

 

だから、社員に
「なんで?」と質問するのは
やめた方がいいです。

 

その代わり、
「どうなっていたらよかったのか?」
を一緒に考えてみて下さい。

 

理想の状態が明確になると
現状とのギャップが明確になります。

 

ギャップが明確になると、
何が分かっていなかったのか?
何ができなかったのか?が
分かるようになります。

 

ここまでわかれば、
あとは、そのギャップをどうやって
埋めていくのか?
一緒に考えていけばよいのです。

 

そんな話を社長さんにしたのですが、
頭では分かっているのだけど、
どうしても「なんで?」の気持ちが
抑えられないのだけど、どうしたらよいのか?
と相談を受けました。

 

「なんで?分かってくれないの!」と
私が思っても仕方がないので、
その対処方法をお伝えしました。

 

その方法は・・・

 

「そうきたか!」を3回、
こころの中で唱えるということです。

 

「そうきたか!」

「そうきたか!」

「そうきたか!」

 

「なんで?」というのは感情なので、
湧き上がってくるものです。

 

湧き上がってくるものは、
コントロールできません。

 

だから、やり過ごすしかないのです。

 

よくアンガーマネージメントで
怒りのピークは6秒と言われます。

 

6秒経てば、冷静に考えられる
ようになります。

 

さらに、
起ったことを肯定的に捉えるために
相手を受け入れることが大事です。

 

そんな時は、
「そうきたか!」と口にすると
良いと思います。

 

ただ、「そうきたか!」だけだと
2秒なので、3回唱えると、
6秒になるという訳です。

 

なので、
相手の行動にイラっとしたら、
「そうきたか!」を3回
唱えてみて下さい。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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