前回に引き続き、
今日も趣味のブログ書こうと思います。
以前ブログで、私が
テスラという電気自動車(EV)に
乗っていることを書きました。
テスラを強く推していたので、
ブログを読んで、
テスラに興味を持っていただいた方
もいると思います。
そんな私ですが、
今年の4月にテスラを手放しました。
その時のブログはこちらです。
そして乗り換えたのは、
HONDA シビックタイプRです。
ニュルブルクリンクという
ドイツのサーキットで
市販のFF車として
世界最速ラップを叩き出した車で、
ガソリンエンジンのマニュアル車です。
テスラ(電気自動車)と比べると、
まさに真逆の車です。
どうして、あんなにテスラを推していたのに
タイプRに乗り換えたのか?
今日はそんな話をしたいと思います。
その前に、
私の選択を理解してもらうために、
「基本的欲求」と「効き脳」の話をします。
まず、「基本的欲求」について
説明します。
人には5つの欲求があると言われています。
愛・所属の欲求
人を大切にしたい、されたい。
人が大好きで、誰かと一緒にいたい。
一緒に働く人が重要。
力・価値の欲求
認められたい、役に立ちたい。
勝ちたい、結果を残したい、賞賛されたい。
自由の欲求
自分で判断したい。
人にあれこれ言われたくない。
自分で選びたい。
楽しみの欲求
楽しみたい。
笑いが大切で、
充実感ややりがいのある仕事を求める。
関心が高く、好奇心旺盛。
生存の欲求
安全な環境にしたい。
平穏で安定を得たい。
住環境や家族のことが大切。
これらの欲求の大きさは
人によって違います。
私の場合、5点満点で表すと
次のようになります。
愛・所属の欲求:4
力・価値の欲求:3
自由の欲求:5
楽しみの欲求:5
生存の欲求:2
数字が大きいということは、
欲求を満たす器が大きいイメージです。
つまり私は、人よりも
自由や楽しみがたくさんないと満たされません。
欲求は行動の源泉なので、
自由や楽しみを求めて行動するのです。
次に「効き脳」について説明します。
これは思考のパターンのことです。
人の脳は大きく分けて、
左右で2つ、内側と外側で2つ、
計4つに分けることができます。
A脳:論理的、理性的
B脳:堅実的、計画的
C脳:感覚的、友好的
D脳:冒険的、創造的
このバランスを200満点で表すと、
私の場合:
A脳(論理的、理性的):73
B脳(堅実的、計画的):25
C脳(感覚的、友好的):75
D脳(冒険的、創造的):27
A脳とC脳が高く、
B脳とD脳が低いのが特徴です。
つまり、論理的に考えたり
空気を読むのは得意ですが、
計画的に物事を進めたり
アイデアを出すのは苦手なのです。
ここで問題が起きます。
私の欲求は「自由と楽しみ」が高いのに、
効き脳は「論理的・有効的」に考えるタイプです。
どういうことが起こるかというと・・・
心の中では
自由で楽しくいたいと思っている一方で、
頭の中では、
リスクを取ったり、人目につくことを
避けようとしたりして、
どうしたらよいかアイデアが湧かない
ということが起こります。
つまり、
心と頭が引っ張り合って動けなくなるのです。
5年前に、
この状況を打破するために、
思考を止めて思い切った手を打ちました。
それが
テスラ(EV)を買うという選択でした。
A脳で考えたら、
テスラを買うなんてリスクが高いし、
C脳で考えたら、
周りからなんて言われるか?気になって、
決断できなかったと思います。
しかし、
テスラに乗っている人たちを見ていると
自由そうだし楽しそうだったので、
思い切って買いました。
これが大正解でした。
テスラ(EV)の車は、
車からのフィードバックが全て数字で行われ、
全てが論理的です。
電池の残量や走行可能距離も正確です。
さらに、車のあらゆるデータを
テスラ側で管理しているため、
ソフトウェアのアップデートも
車両の不具合調査もオンラインで完結します。
ディーラーの店舗に
ほとんど行く必要がないので、
無駄に豪華な店舗も過度なサービスも不要。
その分のコストを車両そのものに
かけることができます。
実際、ポルシェと同等の性能が
ポルシェの半額で手に入り、
ソフトウェアに関しては
レクサスより優秀だと思います。
こんなテスラの合理的なやり方が、
A脳の高い私に深く刺さりました。
今でもテスラのファンです。
それなのに、
なぜ、テスラからタイプRに
乗り換えたのか?
長くなりましたが、ここでようやく本題です。
理由は3つあります。
理由1:進歩に振り回される煩わしさ
テスラに乗っていると、
どんどん快適になっていきます。
私が乗っていた5年間でも、
自動運転技術は向上し、
ナビの機能や表示も
アップデートされて使いやすくなりました。
しかし、車の進歩に
人間が振り回されるようになりました。
今まで便利だった機能が
バージョンアップで変わってしまったり、
なくなってしまうこともありました。
WindowsやExcelでバージョンが
変わると使いづらくなるのと
同じ現象です。
バージョンアップのたびに
「何が変わったのか」を確認するのが、
だんだん煩わしくなってきました。
理由2:誰のための車なのか?
テスラは究極の自動運転を
目指しています。
人が運転しなくても、
車が人を安全に目的地まで
連れて行けるようにすること。
つまり、車が主役です。
でも、私は運転が好きなのです。
私が運転したいのです。
誤解していただきたくないのですが、
テスラの運転は楽しいです。
モーターなので瞬時にトルクが生まれ、
思いのままに走れます。
また、車の真ん中の下に
バッテリーが敷き詰められているので、
低重心でコーナーも
道路に貼りついたように走れます。
ワインディングでは、
絶対的な安定感があります。
いい車だと思います。
しかし、HONDAの技術者たちが
最後のガソリンエンジンの
マニュアル車として
本気で作り上げたタイプRには敵いません。
ハンドルに伝わってくる
エンジンの振動(鼓動)
まるで車と会話をしているような
オートブリッピング
(シフト変更時にエンジンの回転数を上げる機能)
コンフォート、スポーツ、レース用と
ボタン一つで乗り味が変わる
電子サスペンション
タイプRは、車が主役ではなく、
ドライバーが主役の車なのです。
ですので、テスラがダメはなく、
タイプRが良すぎるのです。
理由3:成長が楽しい
車の性能が上がれば上がるほど、
人間がスポイルされていきます。
人間に代わって車が運転するので、
人間の技術が求められなくなる。
つまり、人間は運転が下手でもいい
ということになります。
しかし、私の楽しみの欲求は、
私が成長することです。
「できなかったことができるようになる」
ことが私にとっての楽しみです。
タイプRに乗って約半年ですが、
まだマニュアルの運転が下手です。
同乗する家族からの反応も
すこぶる悪いです。
(家族はテスラの方がいいみたいです(笑))
ただ、最初に比べれば
だいぶ上手くなってきたとも思います。
このように、
テスラに乗っているよりも
タイプRに乗っている方が
運転技術の「成長」を感じるのです。
以上3つが、
テスラからタイプRに乗り換えた理由です。
まとめると、
テスラからタイプRへの乗り換えは、
私の基本的欲求である「自由」と「楽しみ」、
そして「成長」を追求した結果でした。
テスラの合理性や先進性は
今でも魅力的ですが、
「ドライバーが主役」の車で
自分自身の技術を磨く楽しみを選んだのです。
これは、あくまでも個人的な感想です。
今日は趣味ブログにお付き合いいただき
ありがとうございます。
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