台湾有事を巡る高市首相の
国会答弁に中国が反発をしています。
訪日観光客に自粛を呼びかけたり、
自国の学生に日本への留学を
中止するように呼び掛けたり、
日本産の水産物も輸入停止したり、
日本に対して経済的な圧力を強めています。
これにより我が国は
経済的な影響を受けることになります。
自分の気に入らないことがあると
相手を困らせて、
自分の言うことを聞かせようとする・・・
まるで、パワハラです。
今の時代、パワハラはダメ!が
前提になっている我々からすると、
国家がパワハラをするというのも
スゴイ話だなと思います。
中国国内では、
パワハラという概念があるのでしょうか?
あるとしたら、どう伝えるのでしょうか?
ちょっと気になります。
今回の件も、中国の皆さんは、
中国人に対する犯罪が
日本で多発していないことも
分かっているだろうし、
日本の水産物が安全なことも
分かっていると思います。
国家が嘘をついているのは、
分かっていると思います。
それでも、国家の力が強いから、
異を唱えることができないのだと
思います。
国家がやろうとしていることに
国民はだまって従う・・・
まさに、トップダウンです。
チームビルディングとは真逆の考え方です。
チームビルダーの私にとって、
中国のやり方は性に合いません。
ただ、中国のやり方が、
間違いだとは思わないのです。
なぜなら、国家の役割は、
国民を幸せにすることだからです。
中国人の皆さんは、
国家に対して不満もあると思いますが、
満足している部分もあると思います。
街が発展して経済的にも豊かになって、
幸せを感じていると思います。
国家が国民を幸せにしてくれるなら、
それはそれで、
国民は国家を支持するのです。
つまり、成果が出ていれば、
どんなマネジメントだって間違っていないのです。
逆の言い方をすれば、
教科書的に素晴らしいマネジメントしても
結果が出ていないなければ、
そのマネジメントは間違っているのです。
ただ、どんな組織だって、
成果を出し続けるのは簡単ではありません。
中国もこれだけ豊かになって、
これ以上、国民に成果を感じてもらうのは、
難しくなっていると思います。
そういう時に、
台湾を統一し「一つの中国」を実現する
という分かりやすい成果を出したい
のだと思います。
その時に、高市首相が余計なことを
言ったものだから、
出鼻をくじかれたのだと思います。
そうでないと、
すぐにバレるような嘘までついて
これだけ強く反発する理由がない
と思うのです。
いずれにしても、
トップに力があることを見せないと
トップダウンの組織は崩れます。
トップに力があるからこそ、
みんな、従うのであって、
トップに力がないことが分かったら
みんな、トップの言うことを聞かなくなります。
トップダウンでいるためには、
トップが力を持ち続けなければなりません。
しかし、組織が成長していくと、
メンバーも力を持つようになります。
その中でトップが力を持ち続けるには、
限界があります。
どこかの時点で、
ボトムアップの組織にしないと、
組織は安定しません。
トップダウンは
短期的な成果を出すのには、
向いていますが、
持続可能性に欠けます。
一方、ボトムアップは
時間はかかりますが、
人と組織が育ち、
変化に強い組織になります。
トップダウンか?ボトムアップか?は
手段の問題であって、
それ自体、良い悪いではありません。
結局、どんな組織を作りたいか?
ということだと思います。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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