社長だってパワハラを受けている?

先日、お客様の社長さんと
パワハラの話をしている時に
「私もハラスメントを受けている!」
という話になりました。

 

それは、なんですか?
と聞いたら・・・

 

「辞めますハラスメント」

 

略して「やめハラ」

 

社員さんから
「社長、ちょっといいですか?」
と言われると、
心臓が止まりそうになるそうです。

 

というのは・・・

 

社員さんから
「社長、ちょっといいですか?」
と言われると、ほどんど場合、
退職の話になるからだそうです。

 

社員さんがいなくては
会社は運営していけませんから
社員さんが辞めるのは、
社長にとっては一大事です。

 

だから、
「ちょっといいですか?」の言葉に
精神的な苦痛を感じるというのです。

 

だとしたら。
これってパワハラじゃないか?
というのです。

 

そこで、
厚生労働省が定める
職場のパワーハラスメントの定義を
調べてみました。

 

すると・・・

 

職場において行われる
①優越的な関係を背景とした言動
②業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの
③労働者の就業環境が害されるもの
とされています。

 

残念ながら③が該当しないので、
社長へのパワハラというのは、
成立しません。

 

社長には
労働基準法は適用されないし、
労災保険も適用されません。

 

全てが自己責任です。

 

そんな話をしたら、
「そんなん、わかっているよ!」
と笑って言われてしました・・・・

 

しかし、
そもそも、どうして、社員さんから
「ちょっといいですか?」の後に
退職の話になると思うのでしょうか?

 

そう思って、聞いてみると・・・

 

その社員さんと
話をしていないことが
原因だということでした。

 

自分のことを
もっとわかってくれていると
思っていたのに・・・
ということでした。

 

自分のことを
よくわかってくれているなら
やめないだろう・・・
というわけです。

 

なるほど・・・

 

私は、ココに問題があると
思いました。

 

それは・・・

 

社長さんが社員さんのことを
わかっていないのが問題なんです。

 

社長さんが社員さんのことを
わかっていないから、
話が来るまでに、
やめたいと思っていることに
気付かないのです。

 

つまり、
社長さんが社員さんの話を
もっと聞かなければならないのです。

 

それなのに、
ほとんどの社長さんは、
自分のことを
もっとわかってもらうとします。

 

たしかに、
社員さんにわかってもらう
ことは必要です。

 

しかし、それ以前に
社員さんのことをわかろう
とすることが必要です。

 

人は自分の話を聞いてくれた時に
相手に信頼感を覚えます。

 

だから、
自分の話の前に
社員さんの話を聞くべきなんです。

 

社員さんの話を
いつも聞いていれば、
社員さんから
「社長、ちょっといいですか?」
と言われても
心臓が止まるようなことは
ないと思うんですよね!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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