今回のテーマは「不安」です。
新たなチャレンジをするには
「不安」がつきものです。
今回は、
この「不安」の正体について
お話をします。
今回、ブログを始めるにあたって、
私はたくさんの「不安」を感じていました。
「続けられなければ、
信頼を落とすのではないか?」
「内容が面白くなければ、
逆効果なんじゃないか?」
「内容が正しくないと、
批判をうけるのではないか?」
「不快に感じる人もいのではないか?」
・・・
不安をあげたらキリがありません。
しかし、
この「不安」は「成果」を生むために
必要なものなのです。
組織を変革するコンサルをするときに、
社員さんに必ず説明することがあります。
『タックマンモデル』です。
タックマンモデルは、タックマンさんが
チームが成長する段階を4段階で
説明したものです。
チームが成長するには
①形成
②嵐
③秩序
④成果
という4つの段階を経る
というものです。
具体的に話をしましょう!
最初にメンバーが集まって、
プロジェクト等を始める時に
「期待」を感じます。
「このメンバーならいけそうな気がする!」
みたいなものです。
この状態が「期待」です。
しかし、
このメンバーでやっているうちに、
上手く行かないことが起こりだします。
それは、
お互いの相性の問題であったり、
スケジュール通りに物事が
進まなかったりします。
そのうち
「このメンバーで大丈夫なのかな?」
と不安に思い出します。
さらに、この状態が進むと、
「あいつのせいでうまく行かないんだ!」
「あの人がもっとやってくれればいいのに!」
など、もめごとが起こり出します。
この状態が「嵐」です。
実は、「嵐」の状態が、
成果を生むか生まないかの分かれ目です。
普通のチームは、
この「嵐」の状態で引き返します。
そして、
何事もなかったかのように
「当たり障りない関係」に戻ります。
これが普通です。
しかし、成果を生む出すチームは、
この「嵐」の中を進んでいきます。
言い合いが起こることもあれば、
喧嘩もあります。
最悪、メンバーが辞めていくこともあります。
しかし、この「嵐」をくぐりぬけると、
メンバーはより強固なチームへと
生まれ変わります。
意見をぶつけ合ったり、自己開示をすることで、
チームの結束力は飛躍的にアップをしています。
そうしているうちに、
メンバーの中に「秩序」が生まれます。
「ちょっと話を聞いてみよう!」
「納得がいかないから、話し合ってみよう!」
「あの人が言うのだから、仕方がない」
相手を信用して、協力して
問題を乗り越えるようになります。
ここまで来れば、
「成果」が生まれるのは時間の問題です。
このように、チームが成果を生み出すには、
4つの段階をたどる必要があります。
さらに、この「不安」の谷が深ければ深いほど、
大きな「成果」が手に入ります。
つまり、「不安」を感じているのは、
「成果」に向けて前進していること
を意味しています。
そして、
「不安」が深まっていくことは、
「底」が近づいていることを意味しています。
分かっている人にしてみると、
当たり前の話です。
しかし、これが分かっているのと、
分かっていないのとでは、
大きな違いが生まれます。
なぜなら、
多くの人は「谷」の前で
引き返してしまうからです。
特に年齢が高かったり、地位のある人ほど、
「谷」の前で立ち止まります。
「失敗は許されない」と感じているからです。
しかし、
成果を上げるには「谷」をくぐる必要があると
知っていたらどうでしょうか?
不安に思っても、
前に進む気になるのではないでしょうか?
私は、そういうことをお客様のところで
お伝えをしています。
今回は、組織が成果を生み出す
プロセスを説明しましたが、
これは個人がチャレンジを
する場合も同じです。
新しいことをやろうとするのは、
誰でも「不安」を感じます。
しかし、
「谷」をくぐることなく、
「成果」を手に入れることはできません。
正直、今でも不安です。
横川さんの文字化合宿で
文字が書けるようになったのは
大きな進歩ですが、それでも不安です。
しかし、この「不安」の先に
「成果」があると信じているので、
書き続けることができます。
おかしな話です。
お客様のところでは、
物知り顔で言っているんです。
「不安」の先に「成果」があると・・・
しかし
いざ、自分が「不安」を前にすると
立ちすくんでしまう。
でも、それが「人間」だし、
お客様と一緒に成長するということだと思います。
ありがたいことに、
そう感じていただけるお客様が
私の周りにはたくさんいます。
そんなお客様のためにも、
今日も一日頑張ります。
と、朝にブログをアップするつもりが、
こんな時間になってしました!(笑)
時間がかかりますが、
そんな日々の気づきを
これからも書いていきます。
よろしくお願いします。
コメントを残す