人との関係性を良くするコミュニケーション
のコツは、
「相手を観る」ことだとお話しました。
人を観るとは、
相手の効き脳や行動スタイルに
合わせることです。
「効き脳」のほうは、
なんとなく分かると思います。
https://robotjinji.com/blog/2017/01/22/%e3%81%bf%e3%82%93%e3%81%aa%e9%81%95%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%bf%e3%82%93%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%80%81%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ab%e3%81%9d%e3%82%8c%e3%81%a7%e3%81%84%e3%81%84/
A(理屈)の人には、
理屈で話すと通じやすいし、
B(計画)の人には、
段階を踏んで話したほうがよいし
C(感情)の人には、
感情豊かに話したほうがよいし
D(全体)の人には、
ダイナミックな話をしたほうが
伝わりやすいわけです。
(Dのイメージを変えてみました(笑))
これはOKですね!
「行動スタイル」については
詳しく説明しますね!
行動スタイルとは何か?
行動スタイルは・・・
「自己表現性」
「自己主張性」
「柔軟性」
の3つです。
「自己表現性」は、
自分の思ったことを口にするかどうか?
「自己主張性」は、
自分の思ったことについて相手に同意を求めるかどうか?
「柔軟性」は
変化に対応できるかどうか?
です。
例えば、レストランで食事をした時に
「おいしい!」というのは
「自己表現性」です。
これに対して
「おいしいでしょ!食べてみて!」と
なるのが「自己主張性」です。
自己表現性と自己主張性の違いは・・・
自分の気持ちを表現しただけなのか?
相手に自分の意見を肯定してほしいと
望んでいるのか?
です。
「柔軟性」は、例えば、
レストランで話題になっている
限定品のプリンが売り切れで、
食べれなくて諦められずに、
帰り道のコンビニで
プリンを買ってしまうみたいな・・・
(ちょっと違うような・・・(笑))
「自己表現性」も「自己主張性」も
「柔軟性」も
高ければよいといいうことでもないですし、
低ければダメということもありません。
コミュニケーションにおいて
大切なことは
自分のそれぞれのレベルを知っていること
です。
そして、
相手のレベルに合わせて、
自分のレベルを調整すること
です。
これがまさに前回お話した
相手の取れるところにボールを投げる
コミュニケーションです。
どういうことかというと・・・
「自己表現性」が強い人と
コミュニケーションをとるには、
こちらも、「自己表現性」を高くする
ということです。
分かりやすくいうと・・・
たくさん言ってくる人には、
たくさん言わないと伝わらない(笑)
なぜなら、
「自己表現性」が高い人は、
通常、高いレベルで表現しているので
弱いレベルを感じ取れない
可能性があるからです。
例えば、普段、
テレビのボリュームを10でいる人は
3とか4では聞こえないと思います。
それと同じです。
また、その逆も大切です。
「自己表現性」が低い人と
コミュニケーションをとるには
こちらも、「自己表現性」を低くする
必要があります。
そうでないと
コチラばかりがは話をしてしまい
相手の言いたいことをつぶしてしまう
可能性があります。
このように相手に合わせることが
人との関係性を高めるコミュニケーションです。
「自己表現性」が高い人と低い人が
コミュニケーションをとる場合に、
お互いにこのことを知っていたらどうでしょう?
「自己表現性」が10の人が6に下げて、
「自己表現性」が3の人が6に上げたら、
スムーズなコミュニケーションがとれると
思いませんか?
実際には、デジタルで表せるものではないので、
気持ちの部分でしかありませんが・・・
おそらく、
コミュニケーションをとるのが
上手い人というのは、
無意識にこれをやっていると思います。
「自己表現性」のことをお話しましたが、
これは、「自己主張性」も「柔軟性」も同じです。
このような話をすると、
そんな機械のように
「自己表現性」や「自己主張性」や「柔軟性」
を上げ下げできるんですか?
と聞かれることがります。
もちろん、
機械でないので、そんな正確にはできません。
しかし、心がけることはできます。
例えば、私は、もともと
「自己表現性」も「自己主張性」も「柔軟性」も
全て低い人間です。
あまり目立つことをしてきませんでした。
しかし、独立をして自分のやりたいことを
仕事にしようとするときに、
自分を表現する必要性がありました。
それがこのブログです。
フェイスブックも同じです。
もちろん、やっているうちに楽しくは
なってきましたが、
ときどき、上手くコントロールできているのか?
不安になる時があります。
結局、これもやりながら身につけていくことです。
急にできるようにはなりません!
でも、このメカニズムがわかれば、
「再現性」あるのではないかな?
と思います。
久しぶりに、ロボット研究所っぽい
ブログになりました!(笑)
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