そんなの言われても、とことん話し合うのが苦手です。

前回のブログで、
納得できないときは
とことん話し合う必要がある!
と書きました。

しかし、
この「とことん話し合う」のって
ストレスではないですか?

実は私もそうなんです。

多分、効き脳的にCが強いから
だと思います。

「言い争いになるくらいなら
私が我慢すればいいや!」
と思ってしまいます。

でも、これでは何の解決にもなりません。

以前にもブログで書いた
タックマンモデルでいうと、
「嵐」の前を行ったり来たりを
繰り返している状態です。

不安の谷を越えない限り成果は手に入らない

「嵐」に踏み込まなければ
成果は生まれません、。

しかし、何のスキルもなく、
踏み込むのは危険過ぎます。

そんなあなたに、是非、
身につけていただきたいのが、

アサーション

 

アサーション?

聞きなれない言葉かもしれません。

実は、日本語に訳すことができません。

なぜなら、
その概念が日本語に
ないからです。

つまり、日本人が討論が苦手なのは、
アサーションの技術がないから
だと思います。

ちなみに、高校2年生になる
うちの娘は、中学校の時に
「アサーション」を
学校で習ったそうです。

日本人も変わってきます。

 

では、「アサーション」ってなんでしょうか?

この本ではこう書かれています。

双方を大切にするやり取りを考え、
その試みをして、双方が理解し合い、
葛藤があるときは、歩み寄って
ものごとを進めようとする
コミュニケーションです。

言葉の定義は難しいですね!

簡単に言うと
相手の気持ちも考えながら、
言うべきことを言うということです。

人の自己表現には3つのタイプがあります。

非主張的:
自分の気持ちを表現しない

お釣りが足りなくても、黙っているのに、
あの店、二度と行くのやめよう!
と思うタイプ

攻撃的 :
自分の考え方を押し付ける

お釣りが違うと騒ぎ立て、
店長を呼べ!と騒ぐタイプ

アサーティブ:
自分の考え方をその場にふさわしい方法で表現する

丁寧にお釣りが違っていることを伝え、
確認してもらうらタイプ

私は、非主張的に近いので、
アサーティブになりたいな!と思います。

アサーティブになるには、
①自分の気持ちをはっきりさせる
②伝えた方が自分も相手も大切にしているかを判断
③伝える
が必要です。

ポイントは②です。

WIN-WINの関係なんていいますが、
本当にそんなことができるのでしょうか?

自分だけよければよいのではなく
相手もよいなんてことがあるのでしょうか?

そこは「歩み寄り」が必要です。

ここで、問題なのが、
自分がどのような自己表現を
しているのか?
を知っておくことです。

非主張的であれば、
自分の思っていることを
人に伝えることにチャレンジ
することが必要です。

逆に、攻撃的であれば、
それは立場を使って、
相手に言うことを聞かせているだけで、
相手の善意に依存しているだけ
ということに気付かないといけません。

そういう意味では、
自分だけアサーティブになっても、
意味がなくて
相手もアサーティブになってもらう
必要があります。

「嵐」をくぐれる強い組織になるためには、
お互いの思っていることを伝え合えるように
ならなければなりません。

それは、組織全体がアサーティブになる
ということです。

声の小さい人は、大きな声を出すように
努力をし、
声の大きい人は、声の小さい人の声を
聞くようにする。

お互いの自己表現のレベルを合わせること
だと思います。

しかし、人を変えることはできません。

まずは、自分からアサーティブを
始めるしかありません。

アサーティブは万能ではありません。

自分が思っていることを伝えようと
している姿が、
相手が変わるきっかけになるかもしれません。

変わりたい人から変わる。

変われる人から変わる。

こうして組織が変わっていく。

今日も最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます。

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