分からないということが分かったことは、分かったことになるのか?

先日、
お客様の社長から
電話がかかってきました。

 

 

 

 

 

 

 

「どうも、よく理解できない社員がいる。」

そこで
「どういうことですか?」
と聞いてみました。

 

 

 

 

 

 

 

「仕事の指示をしても、
なんだかんだ言い訳して
その仕事をしない」

ということでした。

 

 

 

 

 

 

 

そこで、
「タッキー、面談して!」
ということになりました。

 

 

 

 

 

 

 

私が面談をするときに
気を付けていることがあります。

それは、
相手の「前提」を知るという事です。

「前提」というのは、
価値観とか目的のことです。

 

 

 

 

 

 

 

「人と人は違う」

このブログで、
何度も書きてきたことです。

この「人と人は違う」という言葉は、
すごく面白い言葉です。

 

 

 

 

 

 

 

というのは、
「人と人は違う」ということが
分かった瞬間に
人が分からなくなるのです。

 

 

 

 

 

 

 

さきほど、面談をするときに、
相手の「前提」を知ることが
大事と言いました。

人の行動にはすべて理由があります。

そして、人はその行動を選択しています。

その選択の基準は「価値観」です。

 

 

 

 

 

 

 

以前、このブログでも
お話をしたと思いますが
簡単に振り返ると・・・

人が選ぶ場合に5つの基本的な欲求が
あると言われています。

①愛・所属の欲求
人を大切にしたい!されたい!
人が大好き!誰かと一緒にいたい!
一緒に働く人が重要!

 

 

 

 

 

②力・価値の欲求
認められたい!役に立ちたい!
勝ちたい!結果を残したい!
賞賛されたい!

 

 

 

 

 

③自由の欲求
自分で判断したい!変化!
人にあれこれ言われたくない!
自分で選びたい!

 

 

 

 

 

④楽しみの欲求
楽しみたい!笑いが大切!充実感!
やりがいのある仕事!学びたい!
関心が高い!好奇心が高い!

 

 

 

 

 

⑤生存の欲求
安全な環境にしたい!
平穏で安定が得たい!
住環境や家族のことが大切

 

 

 

 

 

以上の5つです。

で、社員さんと面談するときに、
どの欲求を選択しているのか?
を想像しながら、お話を伺います。

すると・・・
その社員さんの価値観が見えてきます。

 

 

 

 

 

 

 

あ~なるほど、
そういう価値観だから
こういう行動を選択するのか・・・
ということが分かってきます。

 

 

 

 

 

 

 

つまり、その人の「前提」が見えてきます。

私の「前提」とその人の「前提」が違う・・・

これが「人と人は違う」ということです。

 

 

 

 

 

 

 

自分とは同じような考え方をしないという事です。

ということは、どういうことか?

私には、この人のことは分からない・・・

 

 

 

 

 

 

 

そうです。

結局、人のことは分からないのです。

これが、
「人と人は違う」ということが
分かった瞬間に
人が分からなくなる
ということです。

どうですか?分かりましたか?

 

 

 

 

 

 

 

土曜日なので、今日は、こんな感じで!

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