これは忖度弁当か?

昨日は、大阪のお客様のところで
午前中の打ち合わせの後、
お食事をご馳走になりました。

 

すると、出てきたのは・・・

 

豪華弁当

 

 

誕生日でもないし、
子供が生まれた訳でもないし、
いや、まさか・・・
手切れの弁当か?
と思っていると・・・

 

社長さんが、
その意図を語り出しました。

 

実は…

 

お弁当の配達の最低金額が
5000円・・・

 

5人で食べれば高くないと
思って、注文するように
指示をしたそうです。

 

しかし、届いた弁当は2個・・・

 

2500円 × 2個

 

なんで?

 

注文した社員さんが
「社長と瀧田さんが
お二人で食事されると思って・・・」
と気を遣ってくれたようです。

 

忖度弁当か!と思わず、
ツッコミそうになりました。

※忖度:他人の気持ちをおしはかること
三省堂 大辞林

 

注文してくれた社員さんは
社長と私が豪華な弁当を
食べている絵が浮かんだと思います。

 

しかし、社長さんは、
普通の弁当をみんなで食べている絵
をイメージしていました。

 

社長さんは、
「全然、私の意図が伝わってない…」
と肩を落としていました。

 

 

で、私の方を見て
「これ、ブログのネタにするんでしょ?」
と・・・

 

大阪では、これは
「使え!」という意味だと解釈したので
使わせていただきました。

 

 

なんでこんなことが起きるのか?
というと・・・

 

『そもそも』を読むのは、
難しいいうことです。

 

社長さんにしてみれば・・・

5000円を2人で食べたら、
1個2500円。

お祝でもないんだから、
2,500円の弁当は
『そもそも』頼まないだろう!

という風に思ったのだと
思います。

 

でも、この『そもそも』は、
相当意識しないと、気付きません。

 

この『そもそも』は、
ものごとの「前提」です。

 

人は「前提」の上で生きています。

 

この「前提」を疑うのは、
相当、難しいのです。

 

ただ、ここに落とし穴があるので、
私は、よく、お客様に
「そもそも、なんで、〇〇なんですか?」
「そもそも、なんで、〇〇しているんですか?」
という質問をしたりします。

 

そうすると
「前提」から考えることになるので、
不要な「思い込み」に気付いたりします。

 

私も行き詰ったりすると、
「そもそも」を自問します。

 

今日も最後まで読んでいいただいて
ありがとうございます。

 

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