目標による管理と目標の管理

前回は「目的」「目標」の話
をしました。

「目的」と「目標」

「目標」とは「目的」を達成する
ためのステップです。

「目的」を達成するために
「目標」があります。

「目的」「目標」はセットです。

つまり、「目標」を達成すると
「目的」に近づくはずです。

 

 

 

 

 

 

 

何を当たり前のことを言っているのか?
と思うかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし
前回の事例でいうと、

美味しい食事を
共にすること(目標)

私と製造部の社員さんの
関係性を高める

「目的」だったのに、

いつの間にか

美味しいものを食べるのが
「目的」になったり

 

 

 

 

 

 

今回の会食ではありませんでしたが、

例えば・・・

私とは関係ない話題で
盛り上がったり

私が分からないような
専門的な話をしたりして

「目標」が独り歩きして
別の「目的」になったりします。

 

 

 

 

 

 

 

「目標」「目的」
常に意識をしていないと少しずつ
ズレていきます

 

つまり、常に、
「目的」「目標」
セットになっているのか?
をチェックする必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、
これが本当の「目標管理」です。

 

ん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一般的に「目標管理」というと

「目的」が達成できるように
「目標」の達成度合いを管理すること

だと思われています。

 

しかし
本来は、「目的」が達成するように
「目標」を一直線に並べる必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

どういうことか?というと

「目的」が達成できるように
「目標」による管理をするのです。

 

「目的」に対するズレを
「目標」を管理することで軌道修正する
ということです。

 

一般的に言われている目標管理は、

Management of Objectives
(目標の管理)

です。

 

これに対して、今回、説明してのは

Management by Objectives
(目標による管理)

です。

 

 

 

 

 

 
 

 

 

「目標」「目的」とズレていないか?
を確認するということです。

本来、目標管理をしなければ、
目的は達成できないはずなんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

これを賃金に反映するかしないかは?
それぞれの会社の考え方でよいと思います。

しかし、目的を達成するために
目標を調整する機会を定期的に作らないと
目的は達成できません。

 

 

 

 

 

 

 

だから、期初に目標を立てて、
机の中にしまい込んで、
期末に出してきたところで、
目的を達成できるわけがないです。

期初に立てた目標なんて、
期末にはかわっていますから・・・

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