人が辞めるのは、その人と離れたいから

昨日、
お客様の社長さんから
電話がかかってきました。

 

期待していた社員が
辞めると言ってきたそうです。

 

私は、嫌な予感がしていたので、
「ちゃんとした手を打たないと
辞める可能性がありますよ!」
と事前にお伝えしていました。

 

 

社長さんから
「どうして分かったの?」
と言われました。

 

前回、
その社員さんとの面談をした時に
上司との関わりが薄いな!
と感じていたからです。

 

人が辞める理由は、
いくつかあると思うのですが、
一番の理由は、部下が
上司が自分のことを観ていない
と感じたからです。

 

会社を辞めるというより、
その人から離れようしている
のです。

 

会社が嫌なわけでも、
仕事が嫌なわけでも
ありません。

 

この人の下にいても
評価されないと思った時に、
人は会社を辞めます。

 

だから、
部下が辞めた上司に話を聞くと、
割とあっさり
「辞めると思ってました」とか
「彼の人生があると思うんで…」
みたいなガッカリする答えが
返ってきます。

 

 

そもそも、こういう人は
部下を育てるのが上司の仕事
だと思っていません。

 

こういう場合には、
部下の育て方から教える必要が
あります。

 

そうでないと、
部下を育てるように言っても
また、同じことを繰り返します。

 

 

部下を育てるのに必要なことは
「強み」「環境」です。

 

部下の「強み」を自覚させて、
その「強み」を活かせるような
「環境」を作ることです。

 

人は「強み」を発揮している時が
一番モティベーションが高いので、
成果を上げやすい状態になっています。

 

成功体験を積ませるためにも
「強み」を活かせるような
「環境」を作ることが大事です。

 

「強み」を見つけるためには、
部下を見ることです。

 

 

部下を見ていれば、
上手く行く時と上手く行かない時が
あるはずです。

 

その上手く行った時に
「強み」が発揮されているはずです。

 

だから、部下を見ていない上司は、
辞められることはないにしても
育てることは出来ません。

 

なんで、そもそも、
こんなことが起こっているのか?
というと・・・

 

上司が部下のことを見ていない
ということを
上司の上司(社長?)が
見ていなかったりして・・・

 

失礼しました・・・(笑)

 

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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