ガッカリした!ではなく期待しているよ!

先日、お客様の会社の幹部の方から
こんな話がありました。

部下がやっていると思っていた
仕事をやっていなくてガッカリです!
もう落ち込んで立ち直れません!

もう少しお話を聞いてみました。

部下が仕事が終わったというので、
ちょっと帰るのを待ってもらって
確認をしたところ、

最後の動作確認をしておらず
私が確認したら、案の定、
動作不良があったんです!

上司の方が確認をしないまま
お客様に製品が渡っていたら
大変な問題になっていたというのです。

普通は仕事が終わったら
動作確認をするのは当然だし、
確認しないなんてことはあり得ない!
というのです。

なるほど・・・

で、私は気になったので
こんな質問をしました。

どうして部下を残してまで
確認をしようと思ったのですか?

動作確認をするのは当然なら、
当然、部下は確認しているはずで、
上司が確認しようなんて思わないはずです。

今回の話が、上司が確認をしないで、
製品がお客様に渡してしまって
お客様からお叱りを受けたという話なら
話はわかります。

しかし、上司が確認して、
動作不良に気付けたということは
部下が動作確認をしない可能性がある
と思っていたことになります。

だとしたら、
部下が動作確認をしなかったことは
想定の範囲内であり、
そんなに落ち込むようなことでは
ないように思います。

その上司の方にそんな話をしたら、

まぁ〜そうなんですが、
これくらいはやっているだろうと
期待しちゃうじゃないですか!

とおっしゃっていました。

私は、ここまで話を聞いて
人材育成が上手くいっている
と思いました。

なぜなら、期待をしているからです。

ガッカリするのも落ち込むのも
期待している証拠です。

いつもブログに書いていますが
人ができるようになるためには
5つのステップを上がっていく
必要があります。

それぞれのステップには壁があって
その壁をクリアする必要があります。

壁をクリアするのは簡単ではありません。

何度もチャレンジする必要があります。

その時に大事なことは諦めないことです。

そして、諦めないという時に
期待されていると感じられることが大事です。

だから、部下の方に伝えて欲しいのは
ガッカリしたということでなくて
期待しているということです。

ついつい奮起を期待して
厳しいことを言ってしまうのですが、
大事なことは、
できるようになるまでチャレンジすることです。

そう考えた時に、
ガッカリした!とストレートに伝るよりも、
期待しているよ!と言い換えた方が
部下は諦めないでチャレンジしよう!
と思うと思うのです。

上司以上に部下はやる気になりません。

上司の言い方ひとつで
部下が成長するのか?やる気をなくすのか?
が決まります。

適切な言い方ができるということは
上司の大事なスキルだと思うのです。

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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