教えているのに、なぜできないのか?

お客様の会社の社長さんからよく
こんなことを相談されることがあります。

 

何度も教えてるんだけど、
どうしてできるようにならないのでしょうか?

 

そうですよね!

 

教えるって難しいですね!

 

でも、厳しいことを言うようですが、
教えたのにできるようになっていないなら、
それは教えたことになりません。

 

こういう相談をいただくときに、
私が思っているのは
自分のできるやり方を
教えているのではないか?ということです。

 

どういうことかと言うと、
いつもブログに書いていますが、
人と人は違います。

 

人と人が違うということは
できるようになるやり方も
人と人とは違うということです。

 

自分ができるやり方が、
相手ができるやり方とは限らない
ということです。

 

だから、
相手にできるようになってもらいたい
と思うのであれば、
相手ができるやり方で教えないと
できるようにならないのです。

 

何度教えてもできないのであれば、
それは、自分のやり方が相手のやり方に
合っていないので、
教え方を変えなければなりません。

 

では、相手に合ったやり方って、
どうしたらわかるのでしょうか?

 

それは相手の過去にヒントがあります。

 

相手は何もできないということはない
と思います。

 

できなかったことができるようなって
今があります。

 

だから、できるようになるやり方が
あるはずなんです。

 

そこに、ヒントがあります。

 

つまり、
過去にできるようになったやり方を
聞き出して、
相手ができるようになったやり方で、
今、目の前にある課題を
どうやったらできるようになるのか?
を考えることが大事です。

 

やるのは本人ですから、
本人がやれそうなことでないと
やろうとしません。

 

しかも、できるようになるには、
できるまで繰り返しやるしかありません。

 

なので、教えるときには、
必ず相手の過去の話を聞かないと、
相手の過去のリソースを引き出せません。

 

何度、教えてもできないという時に
相手の話も聞かずに
一方的に教えていることが多いんじゃないか?
と思うんです。

 

だから、なんで、できないんだ!
と思うのではなく、
どうしたら、できるようになるのか?
を考えることが大事で、

 

それには、相手を見て、
この人ができるようになるとしたら
どのようなステップでできるようになるのか?
を考えることが大事なのです。

 

こういう話をすると、
どうしてそういう考え方ができるのか?
と言われます。

 

でも、これって、いつもブログに書いている
SSR理論そのままです。

 

「人材力」×「組織力」×「関係力」

 

相手ができることが「人材力」で
相手に合ったやり方が「組織力」で
教えるというのが「関係力」です。

 

全ては「人材力」から始まると考えれば、
常に成果を出せると思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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