前回、チームビルディングの合宿
で泊まった星野リゾートの話をしました。
自立して働くためには、
「フラットな組織」にする必要がある
というお話でした。
では、
「フラットな組織」とは
どんな状態なんでしょうか?
星野さんは、
この本の中でこう言っています。
社員一人ひとりが相手のポジションに興味がなく
思ったことを発言している。社内の情報の流れに規制がない。
相手の部署や役職に関係なく、
社員は上司を通さずに話したい人に自由に話ができる。社員は発想や議論に必要な情報について、
知りたいと思ったときにアクセスすることができる。オフィスを見渡しても誰が役職者なのかわかりにくい。
会議室で座る位置が決まっていない。
参加者は自由に好きな席に座る。
飲み会の席でも同じ。全員で集合社員を撮るときにも、
並ぶ順序などは誰も気にしない。
真ん中のほうに管理職がいることもなく、
ランダムに並んでいる画像になる。
さすがに、
ここまでの会社は私の周りもありません。
でも、今どきの若い人たちの会社って
こんな感じなんだろうと思います。
私と同年代の管理職の人にしてみると
このような「フラットな組織」になることに対して
抵抗を感じるのではないでしょうか?
「秩序」が保てないような気がします。
で、自分で「秩序」と書いてみて、
ハッとしました。
そもそも「秩序」って何でしょうか?
デジタル大辞泉によると
1 物事を行う場合の正しい順序・筋道。
「秩序を立てて考える」2 その社会・集団などが、
望ましい状態を保つための順序やきまり。
「学校の秩序を乱す」
出典 小学館
このように考えると、
今までとは違った「秩序」が
生まれてきていることが分かります。
「秩序」そのものは正しいので、
正しいものがいくつもある時代に
なっているのです。
答えが1つの時代から、
答えが1つでない時代になっている
ということです。
で、当たり前の話ですが、
若い人は、新しい「秩序」のもとで
働きたいと思います。
どうりで、他のホテルに比べて、
星野リゾートに若いスタッフが多いはずです。
これは、そもそも、
「フラットな組織」が良い悪いではなくて
どんな組織を作りたいのか?です。
従来通りの「秩序」の元に
上下関係をもって、コントロールして
マネジメントしていくという方法も
業績がよいのであれば、正しいと思います。
コントロールされたい人もいます。
それに対して、
新しい「秩序」の元に
「自由」を与えながら、
ビジョンでマネジメントしていくいう方法も
業績がよいのであれば、正しいと思います。
大事なことは、
整合性が取れていることです。
問題なのは、
「フラットな組織」にすると
言っておきながら、
やっていることが、
従来通りの上下関係のマネジメント
である場合です。
私は、それが悪いというつもりは
ありません。
そんなに急に変われるはずがないからです。
「フラットな組織」にしたいのであれば、
トップから変わらなければならないし、
そのトップに育てられた管理職も
変わらないといけないのです。
となった時に、
あらゆる面で整合性をとる必要があって、
それが「組織開発」であり、
それを「チームビルディング」の技術で
やっている感じなんですよね!
「組織開発」はコチラ
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
4月19日に広島でセミナーをやります!
詳細はこちらです。
http://robotjinji.com/2018/02/22/post-545/
あと、事務所は、4月17日です。
http://robotjinji.com/2018/03/08/post-580/
興味のある方は、
是非、参加して下さいね!
大事なことを小冊子にまとめました!
戦略に違いがなくなり、実行力の差が
会社の業績を左右する時代になりました。
実行力を上げるヒントがここにあります!
下のフォームからお申し込み下さい。
PDFでお送りします。
お申込みいただいた方にはメルマガで配信します。
※すでに登録している方はお申し込みできません。
info@robotjinji.com へ直接メール下さい。
小冊子お申し込みフォーム
コメントを残す