先日、社員面談をしていて
「厳しいなぁ〜」と
思うことがありました。
それは・・・
「社長は怒るとすぐに顔にでる!」
この会社では、
組織開発の真っ最中…
ボスマネジメントの組織から
フラットな組織に変えようと
試行錯誤を繰り返しています。
「お互い、言いたいことは言おう!」
ということにチャレンジして
います。
で、社員さんたちが
疑問に思ったり、
分からないことを質問すると
社長が明らかに不機嫌な顔に
なるというのです。
そりゃ〜
社長さんも人間ですから
顔にも出ますわ!
しかし、
社員さんはそれを見逃しません。
「社長は怒るとすぐに顔にでる!」
いや〜気の毒です。
社長さんが頑張っているのが
傍目にも分かります。
でも、社員にしてみれば
怖いものは怖いんです。
だって、ずっと社長の顔色を
伺ってきたわけですから、
それは敏感になってます。
しかし、
社長にしてみると、
そもそも、怖がらせようと
してきたわけではありません。
真剣だったんです。
気を許そうものなら、
赤字に転落し、
借金が返せなくなる。
赤字でなくても
キャッシュがなければ
会社は回りません。
時には、
自分のお金を突っ込んで
時には、
人に頭を下げて、
お金のやり繰りをしてきたのです。
なぜ、そんなことをしてきたのか?
会社を、社員を、職場を、
守ろうとしてきたのです。
しかし、
その必死さが怖さとして
伝わってしまう。
悪気はないのです。
私としては
許してあげて欲しい。
しかし、
怖いというのは、
感情だからコントロール
できません。
これを解決するには
お互いの背景を知ること
だと思います。
社員にしてみれば、
社長が怖いのは
会社を守るためだったのだから
仕方がない・・・
社長にしてみれば、
社員が今でも怖がるのは
長い間、怖がらせてきたのだから、
仕方がない・・・
それぞれには
それぞれの事情があるのです。
お互いが少しずつ
許しながら、近づいていく・・・
そうやって、
時間をかけて
お互いを理解し合うしか
ありません。
そんな簡単には変われません。
しかし、
変わることを始めないと
いつまでも変わることは
ありません。
それが「今」なのです。
とにかく、お互いの話を
聴くしかありません。
想いを語ってもらうしか
ありません。
時間はかかります。
時間をかけてできあがった
「関係性」を一撃で砕くこと
なんてできません。
氷を溶かしていくように
時間をかけるしかないんです。
だから、
「社長は怒るとすぐに顔にでる!」
なんて言われて、
怖い顔しちゃ、ダメですよ!
また、凍っちゃいますから・・・
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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