失敗はないフィードバックがあるだけ

新型ロケット「H3」初号機が
発射できなかったトラブルで、
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
と記者とのやりとりが
話題になっています。

 

今回のトラブルについて、
JAXAの岡田匡史
プロジェクトマネージャーが

 

ロケットというものは
基本安全に止まる状態で
いつも設計しているので、

その設計の範囲の中で止まっている、

つまり意図しないというのは
その設計の範囲を超えて、

そうじゃない状態になることは
大変なことになると思いますが、

ある種、想定している中の話なので、
そこに照らし合わせますと
失敗とは言い難いと思います。

 

と回答したのに対して、

 

共同通信社の記者は、

 

わかりました、
それは一般に失敗といいます。
ありがとうございます。

 

と言い捨てるように言って、
質問を打ち切りました。

 

その記者の言いようにネットでも
批判の声が上がっているようです。

 

ロケット開発には魔物がすむ
と言われるぐらい複雑な構造ですから
不具合がある度に失敗だなんて
言っていたら、
やってられないんだろうな!
と想像します。

 

というよりも、
記者の方が「失敗」という言葉に
固執しているのが気になりました。

 

そもそも、私は、
失敗か?失敗でないか?は、
あまり意味がないと思っています。

 

心理学NLPの言葉に
こんな言葉があります。

 

失敗はないフィードバックがあるだけ

 

フィードバックというのは、
現状と理想の間にあるギャップです。

 

理想の状態に到達するまでの
距離みたいなものです。

 

それは失敗ではなく、
あとどれだけやれば達成するのか?
分かっただけだというのです。

 

発明家のトーマスエジソンが、
失敗ではない。
うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ!
という有名な言葉を残していますが、
まさに、その通りだと思います。

 

上手くいかないことから
目を背けるために失敗を認めない
のであれば、それは問題ですが、

 

上手くいかない現実を受け止めて
前に進もうとしているのであれば、
失敗であろうとなかろうと
あまり関係ないと思うのです。

 

結局、できるまでやるしかないわけで
やり続けるためにも
ポジティブに考えることが
大事だと思います。

 

失敗だとネガティブに捉えて
チャレンジできないことの方が
問題だと思うのです。

 

ところで、
この共同通信の記者さんは
今回の自分の発言を失敗だと
思っていないのでしょうか?

 

これだけ、批判を受ければ、
失敗という声もあると思います。

 

しかし、これも、

失敗はないフィードバックがあるだけ

です。

 

自分の発言に対して世の中が反応して、
その反応をどう受け止めるか?が
大事だと思います。

 

チャレンジできる限りは、
失敗ではないのではないか?と思いますが
どうなんでしょうかね?

 

実は、私も、最近、メルマガのほうで、
件名を変えずに送ってしまったり
リンクが間違ていたり
相変わらず、失敗が続いています。

 

でも、読者の方から
『間違っていますよ!』なんて
コメントをいただくと、
読んでいただけているんだ!という
フィードバックをいただけます。

 

そもそも、ミスに気付かない人もいるし、
ミスに気付いても何も言わないこともできます。

 

むしろ、ミスを指摘する方が手間です。

 

しかし、そんな中、
コメントをいただけるのは、
それだけ、ちゃんと見ているということであり、
伝えようとしていただけるのは、
私にとって「承認」です。

 

そう考えると、
フィードバックというのは、
するものも、されるも、
そんなにネガティブに捉える必要は
ないと思うのです。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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