先日、お客様の会社の
社内研修でコーチングのやり方を
お伝えしました。
私がチームビルディングを
会社に導入する最初のゴールは
社員さん同士でコーチングが
出来るようになることだと考えています。
コーチングができると言っても
コーチングの資格を取るレベルで
なくて良いと思っています。
ほとんどの会社で
起こっている人の問題は、
上司と部下の認識のズレです。
もっとわかりやすく言うと
上司と部下の「当たり前」が
違うということです。
この「当たり前」のズレを
そのままにしているから、
空回りするのです。
例えば、
納期が遅れそうになったら
事前にお客様に連絡する
これは、
上司は「当たり前」だと思いますが、
部下は「当たり前」だと思っていない・・・
だから、
部下に納期遅れの連絡を指示しない
と連絡しない・・・
上司が連絡するのは
「当たり前じゃないか!」と言ったところで
それは、上司の当たり前で
部下の「当たり前」ではないのです。
「なんで、分からなんだ!」
は意味はありません。
部下にとっては、
「当たり前」でないからです。
で、問題は、「当たり前」なことは、
「当たり前」すぎて、ズレていることに
気付かないということです。
だから、「大丈夫?」と聞いても、
大丈夫でないのに、
「大丈夫です!」と答えるのです。
「大丈夫です!」は、大丈夫でないのです。
このズレに気付くために
どうしたらよいのでしょうか?
質問すればいいのです。
できないという時に、
2つの可能性があります。
1つは、そもそも知らない。
もう1つは、
知っていても、継続できない。
質問をして、どちらなのか?を
見極めて指導する必要があります。
この見極める方法の1つが、
「コーチング」です。
「コーチング」の言葉の由来は、
「人を目的地まで運ぶ乗り物」である馬車
のことです。
つまり、コーチングとは、
「現在地(現状)」から「目的地(理想の状態)」
に向かうことを支援することを言います。
この「支援する」というのが、ポイントです。
コーチングのベースにある考え方は、
「答えは相手の中にある」ということです。
もし、コーチングをして、
答えがでてくれば、
それは・・・
知っていても、継続できない
ということです。
この場合は、継続する方法を
一緒になって考える必要があります。
一方、コーチングをして、
答えがでてこなければ、
それは・・・
知らないということです。
知らないので、教える必要があります。
こんな風に、
上司と部下の間で、
日常的に
コーチングが行われるようになれば
上司と部下の認識のズレは
少なくなってきます。
私はこれが
社員が会社を辞める原因を解消することに
つながると思っています。
コーチングといっても、
なかなか、できるようにならないので、
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今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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