社長！その一言が命取りになります！

産経ニュースより

天才経営者と言われる
イーロン・マスク

電子決済のpaypal
電気自動車のテスラ
ロケット開発のスペースX

世界が抱える問題を解決する
というビジョンとその実行力で、
世界の注目を集めてきました。

しかし、今回は、心ない発言で
世のひんしゅくを買ったようです。

この失言によって
株価が2.75％下がり、
時価総額でほぼ20億ドルを
失う事態となりました。

口は災いの元とは、
まさにこのことです。

中小企業の社長さんの失言で
株価は下がることはありませんが、
社内の株は下がります。

社員からの信頼を失います。

社長さんに
一番注意していただきたいのは
辞める社員の悪口です。

「アイツを一人前にするために
いくら払ったと思っているんだ！」

気持ちは分かります。

雇ったばかりの頃は、
給料に見合った仕事はできません。

それでも、それなりの給与は
支払ってきました。

それなのに、
ちょっと仕事ができるようになると
給与が上がらない！と不満を言う・・・

挙句の果てに給与が上がらない！
と言って、辞めていく・・・

悪口も言いたくなります。

でも、そこはぐっとこらえて
他の社員には言わないでいただきたい！

私のような外部の人間には
いくら言ってもらって構いません。

しかし、社員にとっては、
辞めたとしても『仲間』なんです。

社長から見れば、
辞めて会社に迷惑をかけた
裏切者かもしれません。

しかし、社員にとっては、
自分が教えた部下であったり、
仕事を教えてもらった先輩でも
あるのです。

その『仲間』を
社長がこき下ろしている姿は
社員が見たくはありません。

その社員さんを
社長が高く評価していた時期も
あったと思います。

それが、辞めるというだけで
こっぴどく言われる・・・

明日は我が身です。

評価がコロコロ変わる。

それは、結果的に、社員を恐怖で
コントロールすることになります。

恐怖でコントロールするようになると
ミスを恐れます。

ミスを恐れるということは
チャレンジをしなくなります。

チャレンジをしないということは
言われたことしかしなくなります。

これは、結局、会社のためには、
なりません。

社員は社長の振る舞いを
よく見ています。

社員が辞めた時に、
社長の本音が現れます。

そういう時に、
今までの貢献に感謝して送り出してこそ
社長は社員を大切に想っているんだ！
ということが伝わります。

そうは言っても、社長も人間です。

難しいと思います・・・

でも、これができれば、
天才経営者のイーロン・マスクを
超えることができるかもしれません(笑)

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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