永く勤めるには理由がある

先日、お客様の経営計画発表会に
参加してきました。

 

コロナ禍ですが、
できることをしようということで、
時間も人数も制限してリアルで
開催されました。

 

経営計画発表会の冒頭に
永年勤続の表彰がありました。

 

社員数が6000人の
比較的大きな会社さんですが、
20年勤続の方が
33名もいらっしゃいました。

 

永く勤めることが全てだとは
思いませんが、
入れ替わりが激しくて
教育ばかりしていても
生産性は上がりません。

 

永く勤めることで、
仕事に専念できて、
スキルも上がるので、
生産性は上がります。

 

それは、会社にとっても
社員にとっても良いことです。

 

それにしても、どうして、
こんなに勤続年数が永い人が
多いのでしょうか?

 

それは、永年勤続の表彰式を
見ていて分かりました。

 

永年勤続20年の
社員さんへの表彰状は
よくある定型文章ではなくて、
一人ひとりのエピソードが
書かれていました。

 

文字数にして、
1000字ぐらいでしょうか・・・

 

その人を良く見ていないと
書けないような内容です。

 

短時間で書けるようなものでは
ありません。

 

手間をかけていることが
伝わってきます。

 

これが会場で読み上げられました。

 

今回の会場では、
代表して2名の表彰でしたが、
全員にオリジナルの表彰状が
渡されるそうです。

 

素晴らしい取り組みだと
思いました。

 

こんなことができるのは、
会社が社員のことを
人として見ている証拠だと思いました。

 

この人を人として見る
ということが、
人をマネジメントをする上で
大事なことだと思っています。

 

人を人として見るというのは
当たり前のことに思われるかも
しれません。

 

しかし、実際には
人をモノとして見ていることが
多いのではないか?と思います。

 

人をモノとして見るとは・・・

 

相手を自分の思い通りに
コントロールしようとしたり・・・

 

自分の思い通りにならないことで
イライラしたり・・・

 

上手く行かないのを
相手のせいにしたり・・・

 

そう思っている時点で、
相手を人ではなく
モノとして見ています。

 

使えるモノ

 

便利なモノ

 

ジャマなモノ

 

そう思うことは
別に特別なことではなくて、
ついつい、そう思ってしまうものです。

 

人間は自分中心ですから・・・

 

問題は、
モノと思っていることが
相手に伝わるということです。

 

モノと思われて、
頑張ろう!と思う人はいません。

 

人は人として思われたいのです。

 

ただ、人を人として見ようとすると
手間がかかります。

 

表彰状も定型文章ではなく。
それぞれ各自にあった文面とする
ためには、手間がかかります。

 

結局、この手間がかけられるか?
なんだと思います。

 

手間はコストです。

 

手間をかけるには、
利益が出ていないといけません。

 

つまり、
儲かるビジネスモデルでないと
手間をかけられません。

 

儲かっているから
人を人して見れるのか?

 

人を人して見ているから、
儲かっているのか?

 

実は、どちらか?ではなくて、
両方をやらないと、
上手くいく状態は保てないのです。

 

結局、
良きことをしようと思ったら、
力が必要だとつくづく思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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