盛り上がらなくてもいいじゃないですか!

先日、研修の後に
社長さんから質問がありました。

 

「ワークのシェアの時、
私が話さない方がいいんですかね?」

 

どうして、そう思うのかを
聞いてみました。

 

すると・・・

 

「私が話したら、
その場が、私の意見で
決まってしまいそうで・・・」

 

「でも、私が話さないと
盛り上がらないんですよ!」

 

なるほど・・・

 

 

社長が話さないと盛り上がらないって
問題じゃないんですかね?
と聞いてみました。

 

すると・・・

 

「そうなんです!」
「それが問題です。」
「私ばかり頼られても困ります!」
とおっしゃってました。

 

「どうすれば良いのでしょうか?」
と聞かれたので、

 

私は、
「別に、盛り上がらなくても
いいじゃないですか!」
と答えました。

 

逆ドーナツ化現象という
ものがあります。

 

 

真ん中が濃くなればなるほど
周りが薄くなる・・・

 

社長が場を盛り上げれば
上げるほど、
周りは社長に依存します。

 

結果、
周りは盛り上がりません。

 

 

つまり、
この問題を解決するためには、
社長が盛り上げないことです。

 

社員の皆さんが
盛り上がるまで待つしか
ありません。

 

問題は社長が待てるか?
どうか?です。

 

待つというのは
簡単なことではありません。

 

なぜなら、
盛り上がっていない時間は
何も生み出していないからです。

 

仕事を止めて、売上を放棄して、
講師にお金を支払う・・・

 

売上ダウンにコストアップ
のダブルパンチです。

 

こんなの、見過ごせるほうが
どうかしています。

 

しかし、
この時間は何も生み出して
いないのでしょうか?

 

 

いつもなら、
社長が前に進めるはずなのに
何も言ってくれない・・・

 

気まずい沈黙の時間・・・

 

誰かが口火を切らないと
何も起こりそうもない…

 

誰かが話さないかな?

 

いや、自分が話すべきか・・・

 

頭の中で思考がぐるぐる
回っている・・・

 

実は、この状態が
タックマンモデルの嵐を
前にした状態です。

 

タックマンモデルについてはコチラ

不安の谷を越えない限り成果は手に入らない

 

この沈黙を破れる人が
リーダーになり得る人です。

 

そうです。

 

何も生み出していないと
思っている時間は、
実は、リーダーを育てている時間
なんです。

 

自分で状況を判断して、
何をすべきか?を考えて
行動できるようになるという
ことです。

 

研修が盛り上がれば、
なんか効果があったように
思うかもしれませんが、
それはその場限りのものです。

 

組織を作るというのは、
もっと泥臭いものだと思って
います。

 

そもそも、
皆んながその時だけ
盛り上がるのが、
目的ならいいんですけど…

 

そんな、わけないですものね!

 

と、考えると、
盛り上がっているかどうかは
あまり大事なことではないのです。

 

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます!

 

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