昨日のブログで、
働き方改革には、
チームビルディング的な手法が
必要だと書きました。
今日は、
それについて書きたいと思います。
そもそも、チームビルディングって
何でしょうか?
チームワークというのは
聞いたことがあると思います。
それでは、
チームワークと
チームビルディングの違いは
何でしょうか?
チームビルディングを説明する時に
お伝えするのは、
「人」×「しくみ」×「関係性」
だと言います。
「人」というのは?
その人の強み・弱み
その人の長所・短所
その人の価値観
「しくみ」というのは?
やり方
役割
目的と目標
「関係性」というのは?
コミュニケーション
声掛け
これが掛け合わされるものだと
いうことです。
これに対して、チームワークは、
「しくみ」×「関係性」
です。
チームビルディングとの違いは、
「人」が含まれるかどうか?です。
う~ん?
よくわからないですよね!(笑)
具体的に説明したいと思います。
チームワークの場合は、
目的とか目標が決まっていて、
それに向けてどうやったら達成できるのか?
ということをみんなで話し合いながら
考えるという感じです。
つまり、
目的とか目標が達成すればいい
みたいな感じです。
だから、仕事を頼む場合に、
手が空いている人に頼む
みたいな感じです。
これに対して、
チームビルディングは、
人の強みや長所を考慮します。
仕事を頼む場合に、
あなたはこんな強みがあるから
この仕事は適任だと思うので、
よろしくお願いします!
みたいな感じです。
つまり、これって、
自分の強みを分かってくれている
と思うのです。
すると、何としても
この仕事をやり遂げよう!
という気持ちで仕事をします。
このように思って仕事をする人は
自分の仕事ができたら、
「はい!終わり!」って
ならないと思うのです。
つまり、1つ1つの問題を
解決をするのではなくて、
全体を解決しようとすると
思うのです。
だから、仲間の仕事で、
上手く行かなかったりしたら、
自分の強みや長所を
活用してもらおうとする
と思います。
また、自分の弱みで
上手く行っていないのであれば、
素直にそれを受けて入れて、
他の人に助けを求めることが
できると思います。
それは、
1つ1つの問題を解決しなくて
よいと思っているからです。
1つ1つの問題を解決しよう
と思ったら、解決できていないのは
自分の問題になります。
結局、自分一人ではどうにも
ならなくて、問題解決が
止まってしまいます。
そうではなくて、
全体で解決しようと思ったら、
みんなでできるところから、
解決していけばよいのです。
そういうスタンスでいれば、
自分の面が崩れることに対して
抵抗はしないと思うのです。
つまり、
複数の面を同時に合わせる
というのは、
役割分担ではなくて、
役割意識が必要だという
ことです。
役割分担というのは、
自分の役割の範囲だけで
精一杯やる感じです。
それに対して、
役割意識というのは、
自分の強みを発揮しよう
という感じです。
だから、
役割意識でいると
自分が必要とされていれば、
仕事の範囲を超えて
自分の強みを発揮します。
それが「自律的」ということです。
働き方改革のような複雑な問題を
解決しようと思ったら、
「自律的」でないといけないし、
「自律的」にしようと思ったら、
チームビルディング的にしないと
いけないのだと思います。
ということは、
チームビルディング的でいると
自然と働き方改革になる
ということです。
『マネジメント』とは・・・
組織を構成する人が
その人の強みを生かして成果を実現し
弱みを無効化するように
組織を運営する方法
これは、ピーター・ドラッカーさん
の言葉ですが、
結局、働き方改革は、
ドラッカーさんが言っている
「マネジメント」という言葉に
行き着くのだと思います。
つまりは、
「仕事」のマネジメントではなく、
「人」のマネジメントなんです。
だから、
「人」×「しくみ」×「関係性」
「人」の要素が不可欠なんです!
それが、働き方改革に
チームビルディングが必要な理由です。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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