信用さえあれば何でもできる?

昨日、電車に乗っていたときに
こんな広告を目にしました。

 

AIがあなたに
ふさわしい金利をご提示

 

J.Score

https://www.jscore.co.jp/

 

お金を貸す場合、
信用のある人であれば、
リスクが少ないので、
金利は低く貸すことができます。

 

問題は信用があるか?否か?
が分からない・・・

 

それをAIで数値化しよう
というものです。

 

質問に答えてデータを入力すると、
信用が数値化されるようです。

 

スゴイことを考えるものです。

 

そういえば、お客様の社長さんが
言っていました。

 

信用を数値化するアプリがあると・・・

 

このことだったんですね!

 

人が点数化されてしまう・・・

 

なんだか、
恐ろしい時代になってきました。

 

ただ、
効率は上がるかもしれません。

 

数値化されているので、
いちいち調べる必要がなくなります。

 

良いか悪いか別にして、
会社の採用で使えるかもしれません。

 

うちの会社が800点以上でないと
採用しませんとか・・・

 

そもそも、
採用の時、何度も面接をするのは、
その人が信用できるかどうか?
を見るためです。

 

履歴書にはいくらでも
よいことは書けます。

 

書いてあることが
本当なのかどうか?

 

このように
人を信用できないが故に
手間をかけて確認することを
「取引コスト」と言います。

 

世の中には、いたるところに
「取引コスト」があります。

 

相見積もりを取るのも、
プレゼンでコンペをするのも、
上司に報告が必要なのも
「取引コスト」です。

 

「取引コスト」が高いと、
決めるまで時間がかかります。

 

逆に、信用されると、
「取引コスト」は下がります。

 

相見積もりも要らなくなり、
プレゼンでコンペも要らなくなり、
上司に報告も要らない・・・

 

効率が上がります。

 

「一生懸命仕事をしているのに
評価されない!」
という不満を聞くことがあります。

 

「評価される」ということが
「給与が上がる」ということであれば
そうかもしれませんが、
そう単純ではありません。

 

なぜなら、
給与を上げるためには
会社全体の利益が上がっていなければ
ならないからです。

 

その議論になると
それだけで終わってしまうので、
ここでは、
「取引コスト」だけで見たら
どうでしょうか?

 

一生懸命仕事することで信用され
「取引コスト」が下がっている
のではないでしょうか?

 

「取引コスト」が下がれば、
仕事を任せてもらえたり、
自由にやらせてもらえたり・・・

 

そう考えると、
「一生懸命仕事をしているのに
評価されない!」
というのは、
本当にそうでしょうか?

 

「取引コスト」が下がることで
仕事がしやすくなっている
のではないでしょうか?

 

そう考えると、
「私は評価されていない!」
と被害者意識をもって働くより、
「取引コスト」が下げるために
働くというほうが、
健全に頑張れる気がしますが
いかがでしょうか?

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

4月のセミナーがあと2席になりました!

 

言い方を変えるだけで、
社内の「人間関係」が改善し、
社員が誰一人辞めなくなる
『ロボット型』組織づくりセミナー

いつもブログでお伝えしている
「効き脳」診断をしてゲームをしながら、
人と人がすれ違うメカニズムを
参加者の皆さんと一緒に学びます!

2019年4月19日(金)です。

14時半から17時半です。

http://robotjinji.com/2019/03/07/post-823/

 

GW前、最後のセミナーになると思います。
皆様の参加をお待ちしています!

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