人間は99%が動物で残りの1%が人間

今は家にいるのが
世の中の役に立つことなので、
家に引きこもっています。

 

たくさん時間があるので、
パソコンで映画を観ています。

 

昨日見たのは
“リーマン・ブラザーズ 最後の4日間”

 

リーマン・ブラザーズが
倒産するまでの4日間を
イギリスのBBCが
1時間の再現ドラマにまとめたものです。

 

正直、金融はあまり得意でないの
細かい話はよく分かりませんでした。

 

しかし、
この映画の中の説明は
非常に分かりやすかったです。

 

信用力の低い人たちにローンを組ませ
それを債権化して売りさばく・・・

 

よくもこんな滅茶苦茶なことを
やっていたものだと思います。

 

映画を観ていて感じるのは、
どうせ政府が救ってくれるだろう・・・
という経営陣の思い込みです。

 

あまりに影響力がありすぎるから
潰せないだろう
と思っていたのだと思います。

 

しかし、最終的に、
アメリカ政府に見捨てられました。

 

これによって、
世界経済に大きな影響を与えました。

 

今回のコロナウイルスによる影響は
リーマンショックに勝るものだと
言われています。

 

リーマンショックとコロナウイルス

 

どちらにも共通しているのは、
甘く見ていたということです。

 

リーマン・ブラザーズは、
政府がつぶさないだろう!
と思っていました。

 

コロナウイルスについても
インフルエンザの一種でしょ!
と思っていました。

 

結局、
いずれ問題になると思っていても
自分だけは大丈夫と思っているのです。

 

このように
危機的な状況になっても
自分は大丈夫!と思っていることを
「正常性バイアス」と言います。

 

「正常性バイアス」とは、
自分にとって都合の悪い情報を
無視したり、過小評価したりして
しまう人の特性のことです。

 

つまり、
「まだ、自分は大丈夫!」
と思い込んでいることです。

 

この思い込みを回避するためには、
一度経験をすれば
(痛い目にあえば)
自分が間違っていたと
認識することができますが、
それでは遅いのです。

 

では、どうしたらよいのか?

 

残念ながら、
「正常性バイアス」を
回避することは難しいようです。

 

結局、
人は経験しないと分からないのです。

 

つまり、
いつもブログで書いているように
人はやりながらでないと学べないのです。

 

だとすると、
取り返しのつかない失敗をする前に、
小さい失敗から学ぶか、

 

それとも、他の人の失敗を疑似体験して、
大きな失敗を回避するしかないのです。

 

そのためには

 

間違いを認め、
他人の失敗を学ぶ・・・

 

つまり、
謙虚である必要があります。

 

リーマン・ブラザーズの映画の
主人公が最後にこう言います。

 

人間は99%が動物で残りの1%が人間

その逆だと思っていないか?

 

だから、大して賢くないんだ!
と思っているぐらいで、
ちょうどいいのかもしれません。

 

大げさに考えて
コロナ対策するぐらいのことを
しないといけないのだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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