セブンイレブンの社長が交代する
という記事がネットにアップ
されていました。
24時間営業の件で、
人手不足を原因とした
フランチャイズチェーン加盟店(FC)
から見直しを求められていました。
当初は、
「24時間営業は絶対に続ける!」
として、時短営業をしたFCに
契約解除と違約金1700万円を
通告したことが話題になっていました。
(セブンはこの通告を否定しています)
このニュースを見た時は、
時代の流れとしては、
逆行しているような印象を受けました。
そして、今回の社長交代。
やはり、セブンイレブンといえども
24時間営業を見直しざるをえなかった
のだと思います。
あそこまで、強硬に
「24時間営業は絶対に続ける!」
と言ってしまった手前、
社長を続けることは難しかった
のだと思います。
今回の社長交代劇を見るにつけ
「一貫性」というものの怖さ
を感じました。
全国約2万店舗
この2万店舗の秩序を守るためには
「24時間営業は絶対に続ける!」
と言いきらざるを得なかった
のだと思います。
1店舗でも、時短営業を認めれば、
他の店舗でも時短営業を求めて、
収集がつかなくなったと思います。
その結果、世間から
多くの批判を受けることに
なりました。
本来なら、このような問題が
起こる前に変わらなければ
なりませんでした。
しかし、それは難しい決断です。
上手く行っているものは
そう簡単に変えられません。
そして、
批判を受けてから変えるのは、
もっと難しくなります。
なぜなら、
「一貫性」を失うからです。
一回言ったことを撤回してしまうと
次からは言葉の信用性がなくなります。
そのため、なんとしてでも
「一貫性」を保たなければなりません。
そして、
セブンイレブンの社長ともなると、
その「一貫性」を保てなくなったら、
辞めるしかないのだと思います。
でも、ある意味、
大企業はそれでいいと思います。
社長なんて、
次から次と人材がいますから・・・
しかし、
中小企業はそうはいきません。
社長は一人しかいないのです。
他に社長ができる人などいません。
社長がやめたら会社がつぶれます。
では、
社長が「一貫性」が守れなくなったら
どうしたらよいのでしょうか?
私は・・・
間違いを認めるしかないと思います。
それは苦しい決断だと思います。
しかし、誠実に対応すれば、
そこに「一貫性」が生まれるのだ
と思います。
私は、過去、
そこから逃げてしまったために
自分を取り戻すために時間が
かかりました。
だからこそ、
逃げずに立ち向かっている
経営者の方の力になりたいと
思っています。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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