してあげているのに…は危ない

前回のブログで
社長が社員から認められよう
とするのは危険だ!
と書きました。

 

なぜなら、
社員さんには社長の大変さが
理解できないのに、
「なんで理解できないんだ!」と
社員を責めることになることです。

 

でも、これって、
そもそも、おかしくないですか?
という話をしようと思います。

 

私がここまでしてあげているのに
どうして分かってくれないのか?

 

この話は、わりと典型的な話で、
親子間でも、夫婦間でも、
友人関係でも起こりうる話です。

 

私がここまでしてあげている
ということですが、
それって、そもそも、
お願いされたことでしょうか?

 

お願いされたのなら、
してあげているのに…というのは
理解できます。

 

しかし、
お願いされていないのに
自分からしているのだとしたら、
それは自分がやりたくて
やっているのです。

 

それなのに、
してあげているのに…と考えるから
おかしくなるのです。

 

そりゃ、やってあげないと
困ることもあると思います。

 

困ることはあるとは思いますが、
困るという実感がないまま、
してもらっても、
ありがたいとは思えないのです。

 

それなのに、
してあげているのに…と言われても
頼んでないし…という話になります。

 

例えば…

 

奥さんや子供に向かって、
お父さんが、
誰のおかげでご飯が食べれていると
思っているんだ!
と言ってしまうみたいな…

 

ご飯が食べれているのは、
お父さんのおかげかもしれません。

 

しかし、それを言われてしまうと
奥さんや子供は何も言えなくなって
しまいます。

 

奥さんや子供はお父さんの言いなりに
ならざるを得ません。

 

そうなると、
奥さんや子供は、
自分のことは尊重されていない
と感じます。

 

自分のことを尊重してくれないお父さんに
感謝の気持ちが生まれるでしょうか?

 

それはないと思います。

 

では、何もしないで、
困らせればいいのか?というと・・・

 

それは、どうしたいか?によります。

 

感謝されたいのであれば、
困らせて、助けて下さいと言ってきたら
助けてあげればいいのです。

 

ただ、感謝はするかもしれませんが、
その後の関係が上手くいくかどうか?
は分かりません。

 

お父さんとして、
奥さんや子供を困らせたくなければ、
自分のためにすればいいのです。

 

自分のためにすればいいのに
奥さんや子供のためにしていると思うから
おかしくなるのです。

 

たしかに、家族のために頑張っている
というのもあると思います。

 

私も無職になったことがあるので、
家族のために頑張るという意識は強いです。

 

だけど、それは、あくまでも、
自分がしたくてやっていることで、
そのことで、家族から感謝されようなんて
思ってもいません。

 

結局のところ、
自分がどうしたいか?なんです。

 

自分がどうしたいか?を明確にせずに
周りで起こっていることに対応していると
なんで、俺ばっかり大変なんだ!
と思えてくるのです。

 

日々追われていると
どうしても出来事を処理することに
頭が言ってしまうのですが、
他責になった時こそ、
これって、そもそも、なんでやっているのか?
と考えることが大事だと思うのです。

 

だから、ミッションが大事なんです。

 

ロボット人事研究所のミッションは、
『自分の人生を生きる』です。

 

自分のために
何をするのか?を自分で決めることが
人生を豊かに生きる上で
大事なんだと思っています。

 

それは、私自身もそうだし、
私に関わる全ての人にそうなってもらいたい
という「願い」みたいなものです。

 

それもコントロールと言われれば
そうかもしれませんが、
まずは、自分で選べるんだ!ということを
自覚することだ大事だと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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