無意識でできるものでないと使えない

昨日の9時頃、宮崎県で
震度5弱の地震がありました。

 

その時、私は、出張で
大分のホテルにいました。

 

大分は震度3ということでしたが
それでも結構揺れていました。

 

実は、昨日の地震、
その前にも地震がありました。

 

だから、
「あっ!また来た!」
という感じでした。

 

でも、
「揺れているなー」
と思うだけで
特に対応はしませんでした。

 

本当であれば、
部屋のドアを開けて、
脱出口を確保すべきだった
と思います。

 

でも、
何もしませんでした。

 

テレビをつけると
宮崎のテレビ局の様子が
流れていました。

 

驚いたことに、
ほとんどの人が
ヘルメットをかぶっていました。

 

揺れてすぐの映像だったので、
TV用にかぶったのでは
ないと思います。

 

おそらく、日ごろから
訓練をしているのだと思います。

 

日頃から意識しているから
できるのです。

 

お客様とお話をしていると、
「研修で学んだことを
使えるようにして下さい!」
という依頼をいただくことが
あります。

 

実は、これが一番難しいのです。

 

人ができるようになるには
5つのステップがあります。

 

知らない

知っている

やってみる

分かる

できる

している

 

お客様からの
「研修で学んだことを
使えるようにして下さい!」
というのは
最後の「している」という
ステップです。

 

どうやって、
「している」という
ステップにもっていくか?

 

正直、
研修だけでは難しいです。

 

日常的に
「している」状態にするには、
日常的に「できる」ようにする
必要があります。

 

人が変化するには、
知識を得るだけではなくて、
その知識を使うという経験が必要です。

 

経験というのは、
実際に「やってみる」ことです。

 

先ほどの5つのステップでいうと
「やってみる」→「分かる」です。

 

研修の場で、知識を
「やってみる」→「分かる」
まではもっていくことができます。

 

しかし、
「できる」という
ステップまでもっていくこと
は難しいです。

 

なぜならば、
「分かる」→「できる」は
行ったり来たりするからです。

 

できたり、
できなかったり・・・

 

そして、
その繰り返しの中で
「できる」ようになるのです。

 

「できる」というのは
自分なりのやり方を
マスターするということです。

 

自分なりのやり方は
自分で身に付けるしかありません。

 

つまり、
自分で身に付けようと
思わない限り
「できる」ようには
ならないのです。

 

さらに
「できる」→「している」は
意識しないで「できる」ステップです。

 

つまり、習慣化です。

 

毎日やっていると
無意識に「できる」ようになります。

 

つまり、「訓練」が必要なのです。

 

そういう意味では、
ブログは「無意識」で
チームビルディングを考えられる
ようになる「訓練」と
言ってよいかもしれませんね!

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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