今回のコパアメリカ
(サッカーの南米選手権)で
VARが話題になっています。
VARとは
ビデオ・アシスタント・レフェリー
(Video Assistant Referee)の略です。
審判が必要と判断したときに
プレーをビデオで確認し
判定の参考にできる
というシステムです。
2018 FIFAワールドカップでも
使用されました。
2018 FIFAワールドカップでは
VARのお陰で、審判の正しさが
95%から99.32%に上がった
と言われています。
それでも、
VARを使用するかどうかは
審判に委ねられており、
その基準が不明確との批判もあります。
先日の日本対ウルグアイ戦でも
カバーニにはVARを使用し
ファールになりましたが
中島にはVARを使いませんでした。
結局、
使うか使わないのかの判断に、
人が介在するので、
100%正しくはなりません。
今回の審判は
中島が倒れた時には
VARを使うことを頑なに
拒んでいたように見えました。
それは、カバーニの時に
VARを使ったことによる
動揺があったのだと思います。
ビデオを見てしまったら
ファールにしたくなります。
スローで見ると
ファールがより意図的に見える
という研究結果もあります。
その部分だけを切り取って
強調して見るからだと思います。
2018 FIFAワールドカップでは
18回VARが使用され、
11回がPKだと判断されました。
つまり、
「疑わしきは罰する」
になってしまいます。
気にするが故に
問題にしなくてよいことを
問題にしてしまう・・・
こんなことは
会社でも起こっている
ように思います。
社員のちょっとした行動を
こと細かく見ることで
悪意があるように
思えてしまう・・
一回、悪く見えると、
何を見ても悪く見えて
しまいます。
そんな時は、いったん、
細かく見ることをやめて
距離を置いて見ることが
大事だと思います。
全体を見ることで
たまたま悪意があるように
見えたのか?
本当に悪意があったのか?
が見えてきます。
大事なのは一貫性です。
一貫性は全体を見ないと
見えてきません。
部分的に切り取ったものだけ
見ると見間違うということが
あるのだと思います。
大事なことを判断する時は
いったん、時間をおいて、
全体を見ることが
大事だと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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