◯◯のない世の中ではイメージできない

今週末、いよいよ選挙ですね!

 

ニュース番組を見ても
選挙に関する情報が多いです。

 

特定の政党を批判するつもり
はありませんが、
どうしても、
気になるフレーズがあります。

 

それは・・・

◯◯のない世の中にします!

というフレーズです。

 

実は、この言い方だと
人はイメージできないのです。

 

そもそも、
脳は否定語を理解しません。

 

◯◯のないと言っても
脳は◯◯をイメージします。

 

例えば、
格差のない世の中と言っても
「格差」というイメージが
頭の中に残ります。

 

プロゴルファーのタイガーウッズは
試合の時に、相手のパットが
入るようにイメージするそうです。

 

相手のパットが
外れるイメージをしてしまうと
自分のパットも
外れるイメージしかできなくなる
からだそうです。

 

脳の中のイメージは
簡単に切り替えることは
できないのです。

 

だから、
格差のない世の中と言われても
イメージがわかないのです。

 

もし、格差のない世の中を
目指すのだとしたら、
「格差」という言葉を使わずに
表現する必要があります。

 

そう考えると、
格差のない世の中は「目標」です。

 

何のために
差別のない世の中にしたいのか?
を伝える必要があります。

 

これは、
「目的」と「目標」の話です。

 

「目標」とは「目的」を達成する
ためのステップです。

 

「目的」を達成するために
「目標」があります。

 

そのため、
単独で「目標」だけが存在する
ことはありません。

 

例えば「5Kg痩せる!」

 

これは「目標」ですか?
それとも「目的」ですか?

 

「目標」です。

 

では、
その「目的」は何ですか?

 

「健康でいたい!」

「カッコよく水着がきたい!」

「昔のズボンがはきたい!」

と人それぞれだと思います。

 

しかし、
「健康のために5Kg痩せる!」
というように
目的と目標を一緒に伝えると、
目標が達成した時のイメージが
わくと思います。

 

人はイメージがわかないと
共感できません。

 

目標を伝える時は
目的もセットで伝える必要が
あります。

 

だから、
目標だけを訴えている
候補者の方を見ると・・・

それだと伝わらないんだよな〜

と思うんですよね!

 

ましてや、
「勝たせて下さい!」なんて言っている
候補者の方を見ると・・・

もう何の話をしているんだろう?

なんて思っちゃうんですよね!

 

人ふり見てわが身を直せ!

 

目標と目的はセットで伝えよう
と思います!

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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