ロマンがビジョンになりプランになる

先日、雑誌を見ていたら、
マツダの相談役
金井誠太さんの記事が載っていました。

 

金井さんは、
2002年に初代「アテンザ」を
ヒットさせ、業績を回復させ
2006年に営業利益を過去最大に
した立役者です。

 

車が好きな方なら
分かると思うのですが、
ある時からマツダは変わりました。

 

躍動的で大胆な「デザイン」と
ハイブリットと互角に競える
燃費を実現した
「スカイアクティブエンジン」

 

マツダは、
いつの間にか、独自の価値を
生み出すようになりました。

 

金井さんのお話によると、
そのきっかけは、
「世界一を目指そう!」
と決めたことだと言います。

 

とはいえ
自動車の世界シェアでは2%
の会社です。

 

世界一なんて、
ロマンを語るようなものだと
言われたそうです。

 

つまり、
夢のような話だと・・・

 

しかし、そこから、
何度も何度も議論を重ねた
と言います。

 

ロマンを語ることで、
「どうしたら世界一になれるのか?」
を考えるようになったそうです。

 

金井さんはこんなことを言っています。

 

最初は「ドリームやロマン」

それが「ビジョン」になり、
「プラン」になる。

「ドリーム」が「ホープ(希望)」になり、
「ウィル(意思)」になる。

 

すごくいい言葉だと思いました。

 

結局、苦境から救いだしてくれるのは、
「ドリームやロマン」だと思います。

 

この時、
マツダは危機を迎えていました。

 

フォードから資本提携を解消され
独り立ちをしなければいけない
状況になっていました。

 

厳しい状況の時は、
数字をシビアに見なければなりません。

 

しかし、
数字をシビアに見れば見るほど、
延長線上でしか、
ものを考えられなくなります。

 

厳しい状況の延長線上も
やはり厳しいのです。

 

だからこそ、延長線から出て
考える必要があったのです。

 

それが「ドリームやロマン」です。

 

そして、本当に大事なことは、
「ドリームやロマン」が、
心から実現したいと思うことか?
どうか?です。

 

「こうなったらいいな!」
というレベルではなく、
「是が非でも実現したい!」
と思うレベルでないといけません。

 

マツダの金井さんは、
1980年代に自社の「カペラ」で
アウトバーンで走らせた時に、
ドイツ車との絶望的な差を
突きつけられたそうです。

 

その時から
「いつか見返してやる!」
「どうせやるなら世界一になりたい!」
という気持ちを持ち続けてきたそうです。

 

「ドリームやロマン」を持てるのは
本物と出会えるか?どうか?
で決まるのだと思います。

 

金井さんは、若い時に
世界で本物に出会ったから
「ドリームやロマン」
を持てたのだと思います。

 

実は、今日から1ヶ月間、
うちの上の娘が、
カリフォルニア大学に短期留学をします。

 

そこには各国から留学生が
集まっているようです。

 

短い間ですが、
世界の人々と触れて、
「ドリームやロマン」を持って
帰ってきて欲しいと思います。

 

こうやって、
若者はチャンスをものにする
のだと思います。

 

親としてできることは、
そのチャンスを作ることだと思います。

 

な~んて言わずに、
私もいずれ海外で学びたいと思います!

 

ロマンがビジョンになりプランになる!

 

まずは、想うことから始まります。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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