昨日、東京の
新型コロナウイルスの
新規感染者数が100人を超えました。
小池知事は、
PCR検査の数を増やしているから、
感染者数は増えている
と説明しています。
しかし、人数だけ見たら
いきなり倍近くになりましたから
危機感を感じます。
小池知事の頭の中は、
選挙のことだけで、
コロナ対策なんて頭にない
のではないか？
みたいな話も出てきています。
基準を見直した途端に
100人超えですから
数字を操作しているんじゃないか？
と思いたくもなります。
そんなモヤモヤ考えていた時に
思い出した本があります。
「早く正しく決める技術」
ライフネット生命の出口さんの本です。
出口さんは
物事は「数字、ファクト、ロジック」で
シンプルに決められると言います。
今回の東京都でいうと
・数字：新規感染者が107人
・ファクト：PCR検査の人数が増えている
・ロジック：感染はコントールできている
これを冷静に考える必要があります。
出口さんは、
ロジックは、ｙ＝ｆ（ｘ）
のような関数式だと言っています。
ｘは、
ロジックを支える変数
ｙは、
ロジックによって導かれる結論
ｘを動かして、結論を見てみることで
ロジックの精度を検証できると
言っています。
ｘ（数字）は一次情報をみる必要があります。
新型コロナウイルス国内感染の状況
残念ながら、私が見たのは、
7月1日現在の数字なのでなんと言えません。
ただ、時系列でみると・・・
東京都の検査陽性者数は
67人から107人に2倍に増えました。
次に東京都のPCR検査の人数は、
6月18日から2000件程度に
増えています。
それまでが200～300件ですから
一気に増えていることになります。
そう考えると
検査数が10倍近くなったのに
検査陽性者数は2倍程度なので、
爆発的に増えているという
感じでもなさそうです。
小池知事の頭の中は、
選挙のことだけというわけでも
なさそうです。
とはいえ、出口さんは
最後は直感を信じないと書いているので、
しばらくは、
この考えを保留したいと思います。
結局、答えがない時代において、
自分のアタマで考えて、
決めるしかありません。
自分で判断して、
結果を振り返って、
軌道修正していくことで
自信が積みあがっていくのです。
そういう意味では、
こういう時こそ、自信をつける
絶好のチャンスだと思うのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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