言葉はあなたの心を映す鏡

室井佑月さんが、ワイドショーで
院内感染を起こした
永寿総合病院の看護師の手記について
批判的なコメントしたことが
話題になっています。

 

ワイドショーで
取り上げられていたのは、
永寿総合病院院長の謝罪会見です。

 

永寿総合病院院長は、
判断が遅れたことが、
感染拡大の1つの理由だったことを
認めて謝罪されていました。

 

また、涙ながらに
医院長は永寿総合病院の看護師の手記を
紹介されていました。

 

正体がわからないウイルスの恐怖から
泣きながら防護服を着るスタッフがいたこと

 

それでも
家族や地域の人たちが支えてくれたこと

 

他の病院でクラスターが発生した時に、
4人の看護師が志願して救援に行ったこと

 

どれも、現場での生々しい話だと思います。

 

この話について、
室井さんは、ワイドショーの中で
「個人は悪くない」けれど
「こういう美談を出してきて」
「なんかすり替えっぽく感じる」と
コメントをしたということです。

 

コメンテーターは、
自分の思ったことを言うのが仕事です。

 

ですから、
何を言っても良いと思います。

 

ただ、今回、気になるのは、
看護師の手記を「すり替えっぽく感じる」
と言ったことです。

 

同じ話を聞いても、
「大変でしたね!」と思う人もいれば、
「怖かったろうに!」と思う人もいれば、
「ありがたいな!」と思う人もいる
と思います。

 

そんな中で、室井さんは
「なんかすり替えっぽい」と思ったんですね!

 

人と人は違うので、
どのように感じるのか?は自由です。

 

しかし、全く違うように感じるのは、
何が違うからなのでしょうか?

 

「人は鏡」という言葉があります。

 

相手に見えるものは、
自分の中にあるものだと言われています。

 

「大変でしたね!」とか
「怖かったろうに!」と思う人は、
自分がその立場なった時に
そのように考えるのだと思います。

 

「なんかすり替えっぽい」と思う人は、
自分がその立場に立った時に、
そのように考えるのだと思います。

 

そう考えないと、
このコメントは出てこないですから・・・

 

つまり、言葉は
その人の心の中にあるものが現れたものです。

 

言葉には心が表れます。

 

コメンテーターというのは
人が気づかないような着眼点を与えるのも
仕事だと思います。

 

そういう意味では、
奇抜なことも言わなければならない
のかもしれません。

 

しかし、自分の心の中にないことは
言葉にはできません。

 

そういう意味では
コメンテーターというのは、
素の自分をさらけ出すことになります。

 

私も毎日ブログを書く人間として
言葉には十分に気を付けています。

 

生番組でコメンテーターをするなんて、
自分に自信がある人か?
自分をコントロールできる人でないと、
こわくて、務まらないと思います。

 

ちなみに、室井さんは、
この大炎上に対して、

病院で集団感染があった事実を
美談にすり替えるのはやめろといいました。
番組がそういう作りになっていたので

とTwitterで反論しています。

 

室井さんにとっては、やはり、
「すり替え」としか思えないのですね!

 

私は、公の場で、
自らの誤りを認めて謝罪した
永寿総合病院院長に敬意を表したいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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