トヨタイムズの動画を
久々にチェックしたら、
トヨタの株主総会の様子が
紹介されていました。
トヨタは、今期、
コロナ禍の影響にもかかわらず
黒字の見通しを示した。
これに対して、
マスコミ等から
批判が少なくなったようです。
これについて、
豊田社長はロバと老夫婦の話を
されていました。
株主総会 質疑応答(11:50)
『ロバと老夫婦の話』
ロバを連れながら
老夫婦が2人で歩いてると
こう言われました。
「ロバがいるのに乗らないのは馬鹿だ!」
また、ご主人がロバにのって
奥様が歩いているとこう言われました。
「威張った旦那だ!」
また、奥様がロバにのって
旦那さんが歩いているとこう言われました。
「あの旦那は奥さんに頭が上がらないんだ!」
それではと、
夫婦そろってロバに乗っていると
こう言われました。
「ロバがかわいそうだ」
結局、何をやっても批判される。
全ての人を納得させるのは難しいのです。
管理職って、
まさにそんな状態だと思います。
社長から言われたことを
やろうとすると、
部下から反発をされて・・・
部下の要望を叶えようとすると
社長から待ったがかかる・・・
他部署からも
言いたいことを言ってくる・・・
上から言われて下から言われて
横からも言われて・・・
管理職って大変だと思います。
一体、どうすればよいのでしょうか?
そもそも、管理職というのは、
役割が定まらないのです。
社長から見れば、
自分から出した指示を
実行してもらいたいと思っています。
部下から見ると、
自分が言っていることを
社長に伝えて欲しいと思っています。
また、
違う部署の管理職からも
連携したり、調整してほしい
という要望があったりします。
そうすると、
上から、下から、横から、
いろんな要望がやって来ます。
この要望に全て応えることは
できません。
まさに、ロバと老夫婦
全部にいい顔をしたら、
破綻します。
かと言って、
100%社長のYESマンだとしたら
部下はついて来てくれません。
100%部下の話を聞いていたら
社長から管理職失格!と言われます。
では、どうしたらいいんですか?
という話になります。
その答えは・・・
「自分で決める」です。
社長のことも、部下のことも、
他部署のことも分かる立場です。
逆に言うと
管理職のことは誰も分かりません。
だから、
誰かにOKを求めても
誰からもOKが出ないのです。
自分で決めるしかないのです。
この時にどうやって決めるのか?
それは、会社の「ビジョン」
にもとづいて判断すればいいのです。
会社の向かっている方向に
近づくのであれば、
社長だろうが
部下だろうが
他部署だろうが納得します。
つまり、
組織が機能するためには
「共通のビジョン」が必要なのです。
管理職が機能していない
という相談を受けることもあります。
もちろん、
管理職の知識や経験が
不足していることもあります。
しかし、
管理職が機能するためには
「共通のビジョン」が必要なのです。
問題は1つではなくて、
いろいろな問題が重なって
起こっていることが多いのです。
それを1つ1つ、
解決していくことで、
組織は機能するようになります。
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