ペコちゃんを守れ！

昨日、ヤフーニュースを
見ていたら、

「ペコちゃん」の不二家が赤字に
大量閉店とのWパンチで苦境
https://news.yahoo.co.jp/byline/satomasashi/20200817-00193701/

という記事が載っていました。

2020年1～6月期連結決算は、
最終損益が1億7100万円の赤字
（前年同期は1億5100万円の黒字）
だったそうです。

不二家といえばペコちゃん！

1910年創業の老舗で
ブランド力もあって
しっかりしている会社の
イメージがあります。

不二家はどうしてしまった
のでしょうか？

不二家のHPを見てみました。
https://www.fujiya-peko.co.jp/

IR情報によると
レストラン部門の売上が
新型コロナウイルスの影響により
減少したことが理由のようです。

なるほど～と思いました。

レストラン部門があったら、
厳しいと思います。

しかし、それ以上に
HPで違和感を感じたのは
ペコちゃんです。

HPのいたるところに
ペコちゃんがいます。

洋菓子やケーキよりも
ペコちゃんが目に行きます。

お菓子を売っているというより
ペコちゃんを売ろうとして
いるように見えました。

実は、ペコちゃんは70歳いや、
6歳を70年間やっているそうです。

だから、ペコちゃんを
前面に出したい気持ちも分かります。

しかし、だからと言って
ペコちゃんだから買うという人は
私にはないように思います。

不二家と対象的なのが、
シャトレーゼです。

シャトレーゼのHPからは
お菓子へのこだわりを感じます。

シャトレーゼ
https://www.chateraise.co.jp/special/

新しい商品がHP上にあふれています。

アレルギー対応の商品もあります。

糖質カットの商品なんか、
思わず買いそうになりました！

オンラインショップも充実しています。

ちなみに、シャトレーゼは
コロナ禍でも過去最高業績だそうです。

ピンチの不二家と
絶好調のシャトレーゼの違いは
何でしょうか？

私は・・・

「イノベーション」だと思います。

新しいものを生み出す力です。

イノベーションは
過去の延長線上から抜け出すことです。

過去にとらわれずに
新しいことにチャレンジすることです。

なぜ、
シャトレーゼはチャレンジできるのか？

シャトレーゼは、
シューアイスを10円で売ったり
工場直売を販売方法を始めたり
ゴルフ場やスキー場を買収したりして
事業を拡げてきました。

常に、新しいことをして
企業を成長させてきました。

その成功体験があります。

それに対して、
不二家は調べてみて
気が付いたのですか、

期限切れ材料使用問題で
会社存続の危機を迎え、
山﨑製パンから業務支援を受け
子会社になっていました。

言い方は厳しいかもしれませんが
せっかくの生まれ変わるチャンスを
山﨑製パンに助けられることで
ちゃんと失敗をせずに来てしまった
のではないか？と思うのです。
（ごめんなさい、私の想像です。）

それ故に
「失敗してはいけない！」
という想いが強すぎるのかもしれません。

どうも過去の延長線上で
商売をしているように思うのです。

失敗を恐れるあまり、
チャレンジしないということが
あるのかもしれません。

しかし、
失敗を恐れていたら、
イノベーションなど起こせません。

今までと違ったやり方をしないと
今までと違った結果を手に入れる
ことはできません。

では、どうしたら、
新しいことにチャレンジできる
ようになるのか？
というと・・・

覚悟を持つことです。

精神論に聞こえるかもしれませんが
覚悟がないと今までのやり方を
手放して新しいことを
やろうとは思えません。

ペコちゃんを守ろうと思ったら
ペコちゃんに頼っては
いけないのです。

ペコちゃんに頼るのは
延長線上のやり方です。

ペコちゃんに頼らず
不二家を立て直す覚悟がなければ
ペコちゃんは守れないのです。

おそらく、不二家も
分かっていると思います。

というのも、
こんなページもありました。

チャレンジを続ける、洋菓子屋さん
https://www.fujiya-peko.co.jp/cake/fjy_confectionery/

過去を否定することによって
未来が作れるのだと思います。

ペコちゃんを守るために
不二家には頑張って欲しいと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。！

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