先日、お客様から
労務トラブルの相談を受けました。
労務トラブルのほとんどは、
関係性が良ければ
話し合って解決できる問題です。
しかし、
関係性が悪くなっているので
話し合っても解決することは
難しいです。
だから、お客様は、
解決できないように思っています。
でも、
労務トラブルは必ず解決します。
今まで19年間、
この仕事をやってきて
解決しなかったことはありません。
だから、解決はするんです。
では、どうやって解決するのか？
それは・・・
話し合いをやめることです。
話し合いをやめて
どうやって解決するのか？
というと・・・
お互いにどうなったらよいのか？
を決めればいいんです。
労務トラブルの場合、
どっちが正しくて、
どっちかが間違っている
ということはありません。
関係性の問題ですから、
お互いにちょっとずつ正しくて、
ちょっとずつ間違っています。
だから、正しさを追求したら、
どっちもどっちです。
だから、
労務トラブルを解決するのに
大事なことは・・・
自分が正しいことを
相手に分からせることを
あきらめることです。
コチラが正しいことを
相手に分からせようとすると、
相手を変えなければなりません。
しかし、
相手を変えることはできません。
分かってくれる相手なら、
そもそも労務トラブルになって
いないません。
だから、分からないものだとして
相手と接するしかないのです。
それは、お互い様です。
相手にしても
コチラを変えることはできません。
だとしたら、
どうしますか？という問題です。
勝ちにこだわって
相手を変えようとするか？
勝ちをあきらめて
自分を変えるか？
どちらかしかないのです。
で、ほとんどの場合、
経営者の方が変わる選択を選びます。
ですので、
私が解決するのではなく、
経営者の方が解決をするのです。
結局、人間関係は
自分が変わることでしか
解決をしません。
人間関係を勝ち負けで考えていると
変わることができません。
そもそも、
人間関係は勝ち負けではありません。
関係性の問題ですから、
お互いにちょっとずつ正しくて、
ちょっとずつ間違っています。
いつもお話している
ルービックキューブ理論です。
全ての面をそろえようとしたら、
そろっている自分の面を
崩さなければなりません。
結局、勝ちを手放すことで、
人間関係がよくなって、
最終的に問題が解決します。
だから、まずは、
勝ち負けで考えないことが
大事だと思うのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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