オオカミが来たぞ!ではマネジメントはできない

政府は3月21日で
緊急事態宣言を解除する方向で
調整しているようです。

 

感染者数も下げ止まって
このまま続けても、
これ以上下げることは難しい
ということだと思います。

 

人間は慣れてしまうので、
緊急事態宣言を続けても、
人々の行動を変えることはできない
と思います。

 

現に、
2度目の緊急事態宣言が出ても
私は、もともと、
飲み歩くような人間でもないので
ほとんど、何も変わっていません。

 

誰も危機感を感じていない
のではないでしょうか?

 

こんな状態で、
緊急事態宣言を続けても、
行動を変えてもらうことはできない
のではないでしょうか?

 

まるで、イソップ童話の
オオカミが来たぞ!の話みたいです。

 

羊飼いの少年が
毎日あまりに退屈で
「オオカミが来たぞー」と言って
村人を驚かす”いたずら”します。

 

最初は驚いていた村人も
何度も騙されるうちに”いたずら”だと
思って、相手にしなくなります。

 

ある日、本当に、
オオカミがやってきて
少年が助けを求めたにもかかわらず
信じてもらえず、
飼っていた羊を食い殺されてしまう
というお話です。

 

マネジメントというと、
人を思い通りに動かすことだと
想いがちです。

 

しかし、
オオカミ少年同様、
人をコントロールしようとしたら
人はそこから逃れようとします。

 

つまり、
言うことを聞かなくなります。

 

そこで、
言うこと聞かせようとすると
よりコントロールを強くします。

 

そうなると、
ますます上手くいかなくなります。

 

それは・・・

 

快・不快の問題です。

 

人はコントロールされるのは
不快に感じます。

 

騙されたくない!
利用されたくない!
という気持ちがあります。

 

だから、コントロールから
逃れようとします。

 

問題は逃れ方で、
逃れられれば良いので
バラバラの方向に動きます。

 

バラバラに動かれると
ますますコントロールできないので
収拾がつかなくなります。

 

まさに、今が
そんな状況だと思います。

 

みんなバラバラで
それが分断を生んでいるように
思います。

 

極端に振れて、
お互いをお互いが、
批判し合っているように思います。

 

それは、結局、
不快から逃れているだけで
快に向かっていないからです。

 

つまり、「ビジョン」が示されていない
ということだと思います。

 

こうなったらいいよね!
という「ビジョン」が示せないから、
マネジメントできないのです。

 

オリンピック・パラリンピックが
「ビジョン」になればよいのですが、
実現可能な形を示せていないことが
問題だと思います。

 

「オオカミが来たぞ!」
と脅かすのではなく、
「こうなったらいいよね!」
という「ビジョン」でマネジメントが
できるとよいと思います。

 

結局は「ビジョン」なんですよね!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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