許すことは難しいか？

“元祖ゲス不倫”宮崎謙介元議員が
また不倫をしていたようです。

不倫に関しては、
家庭内の問題なので
周りでどうこう言う問題ではない
と思っています。

ただ、今回、気の毒なのは、
奥さんである金子さんが、
不倫を乗り越えたことを著した
『許すチカラ』（集英社）を出版して
間もないタイミングだったことです。

この「許す」という言葉が
気になったので、
今日はそのことを書こうと思います。

私は「許す」というのは、
選択だと思っています。

それは、
変えられないものを選択するか？
変えられるものを選択するか？
のいずれかです。

世の中には、
変えられるものと
変えられないものがあります。

変えられないものを変えようとすると
ストレスしかありません。

変えられるものに意識を向けると
自由になります。

では、変えられるものと
変えられないものは何でしょうか？

【変えられないもの】
・過去
・他人
・生理反応
・感情
などです。

「過去」は変えられません。

起こってしまったことは
なかったことにはできません。

「他人」も変えられません。

人は変えることはできません。

「生理反応」も変えられません。

申し訳ないですが、
個人的には、この宮崎氏は、
生理的に無理な感じがします。

「感情」も変えられません。

感情は湧き上がってくるものなので
変えることはできません。

変えられないものに、
こだわっている限りは、
許すことはできません。

では、
変えられるものとは何でしょうか？

【変えられるもの】
・今
・自分
・行動
・思考
などです。

「今」は変えることはできます。

変えようと思えば、
この瞬間から変えられます。

「自分」も変えられます。

人を変えることはできませんが
人は変わることはできます。

「行動」も変えられます。

やるか？やらないか？は
自分で変えられます。

「思考」も変えられます。

出来事をどう解釈するか？は
自分で変えることはできます。

このように考えると、
「許す」ということは、
「過去」や「他人」や「感情」や
「生理反応」を手放して
こだわっている「自分」を変えることです。

こだわりを持ち続けるか？
こだわりを手放すか？は「選択」です。

許すことは行動なので、
許すこと自体は簡単です。

許せばいいだけです。

しかし、そこに、
変えられないものがあるから
難しいのです。

今朝、ネットを見ていたら、
金子さんは離婚をしない意向だそうです。
（夫婦でTVに出るそうです。
見るつもりもありませんが・・・）

そうだろうと思います。

なぜなら、
『許すチカラ』なんて本を
出版してしまっているからです。

このような本を出しておいて
「離婚します！」なんて、
言えないでしょうから・・・

でも、金子さんは
本当に許しているのでしょうか？

こだわりを手放しているのでしょうか？

これは、本人ではないと
分かりませんし、
大きなお世話かもしれません。

でも、許すことと離婚しないことは
別のことのような気がします。

いずれにしても、
それは本人の「選択」です。

周りからどう言われようが
それを自分で選んでいるのです。

「選択」には正解不正解はなくて
それを選んだからには、
選んだ方向で成果を上げるまでの話です。

だから、自分で決めることが
大切なんです。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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