選手に長く野球をやってもらうことが強いチームを作る

ソフトバンクが巨人に4連勝で
4年連続で日本一になりました。

 

本当に強かったですね!

 

巨人は勝てる感じがしませんでした。

 

ここまで強いチームを作る
監督って何を考えているだろう?
と興味がわきました。

 

ネットの記事を検索していたら、
こんな記事を見つけました。

 

「理想のリーダー論などありません」

https://toyokeizai.net/articles/-/105371

 

この記事の中で
工藤監督はこんなことを
言っています。

 

理想の監督像も
理想のリーダー論もないですね。

ただ、僕が思っているのは、
選手がケガをせずに
長く野球をやってほしいということ。

 

なんか、意外な感じがしました。

 

どうして、
こんなことを言う監督が
強いチームを作れるんだろうか?
と・・・

 

さらに、インタビューの中で、
こんなことを言っています。

 

選手が長く野球をすること、
選手がよくなることがいちばんで、
その次に球団としての目標の優勝がある。

 

ここまで、
読んでようやく分かりました。

 

工藤監督は、
「エンゲージメント」のことを
言っているのです。

 

「エンゲージメント」とは、
人事マネジメントの分野では、
「個人と組織の成長の方向性が連動していて
互いに貢献し合える関係」
という意味合いで使われています。

 

簡単に言うと・・・

 

個人の成長や働きがいを高めることが
組織の成長につながるということです。

 

工藤監督は、
自分が選手だった時の経験から
少しでも長く選手でいることが
幸せだと考えているのです。

 

そして、
選手に幸せになってもらいたい
という想いで監督をしているのです。

 

そうすると
選手はどう思うのか?というと・・・

 

この監督の下で
長く野球をやりたい!と
思うようになります。

 

そうすると、
短期的な成果よりも
長期的な成果を求めるように
なります。

 

長期的な成果を求められれば
コツコツ練習しようと思います。

 

コツコツ練習する選手が増えると
選手の層が厚くなります。

 

選手の層が厚くなれば、
選手間の競争が激しくなって、
組織全体が強くなります。

 

それが、4年連続日本一のチームを
作るのだと思います。

 

選手の層が厚くならないと
4年連続日本一にならないと思います。

 

会社組織も同じだと思うのです。

 

成長し続けるためには
社員の層を厚くする必要があります。

 

そのためには、
長期的な視点をもって
人を育てるということです。

 

組織を強くしようと思ったら
人も育てなければなりません。

 

組織コンサルをしていて思うのは
ここがつながっていないように
思うのです。

 

組織は強くしたいのに、
人は育てないというのは
無理があるんです。

 

組織を強くするのと
人を育てるのはセットです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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