何が未来をつくるのか?

トヨタが水素エンジンの積んだ車で
24時間耐久レースに参戦しました。

 

水素エンジン24時間耐久レース全記録
https://toyotatimes.jp/insidetoyota/150.html

 

世界的なカーボンニュートラルの
流れを受けて、
日本政府は2035年までに
ガソリン車の販売を禁止しました。

 

それにより、
今後の自動車業界は
電気自動車が主流になっていく
と思われています。

 

電気自動車は、
ガソリン車に比べて、
部品数が少なく構造もシンプルです。

 

ガソリンエンジンを作るような
精度の高い技術は必要ではありません。

 

300万人程度とされる自動車関連の雇用が
30万人減るとの試算もあります。

 

トヨタとしては、
何としても、エンジン技術を残したい!

 

そんな想いもあって、
水素を燃やして動くエンジンを
開発して、実戦に投入しました。

 

トヨタの意地を感じました。

 

CO2は出さなくてもNOXは出すとか
30分に1回、給水素する必要があるとか
技術的にいろいろな問題は
あるようです。

 

しかし、
電気自動車以外の
可能性を示したのは
大きな意義があったと思います。

 

今回、レーサーとしても
参加した豊田章男社長は
こんなことを言っています。

 

未来をつくるのは目標でも規制でもなく、
意思のある情熱と行動だと思います。

 

 

将来的には、
やはり電気自動車が主流になると
思います。

 

私も、半年間、
電気自動車に乗っていますが、
何の不便も感じませんし、
乗っていて楽しいです。

 

充電のインフラが整備されて
価格が下がれば、
多くの人が電気自動車に
乗るようになると思います。

 

何よりも、
欧米、中国、韓国が
トヨタを打ち負かすために
電気自動車に力を入れてくると思います。

 

そうなると、必然的に、
魅力的な電気自動車が増えていきます。

 

だからと言って、
トヨタが一緒になって、
電気自動車を作ってしまったら
トヨタは、その他のメーカーとして
埋もれていくだけです。

 

あえて、
独自技術を極めることで、
自分たちの未来を作ろうとしています。

 

電気自動車に乗っていて
物足りないのは、音と振動です。

 

電気自動車が増えれば増えるほど
エンジンが恋しくなります。

 

水素のインフラが整えば、
水素エンジンに対するニーズも
あると思います。

 

まさに、
未来をつくるのは目標でも規制でもなく、
意思のある情熱と行動だと思います。

 

この時に大事なのが「強み」です。

 

どんな時でも発揮できるのが
「強み」です。

 

危機的な状況になればなるほど
頼りになるのが「強み」です。

 

安易にみんなと同じことを
するのではなく、
自らの「強み」に未来をかける!

 

私はそんなトヨタが面白いと思いました。

 

そして、何よりも、
豊田章男社長のチーム作りが
上手いと思いました。

 

レースウィークが始まるとき
モリゾウがみんなに伝えた
チームの合言葉…
https://twitter.com/ROOKIE_Racing_/status/1396166641428221952/photo/1

 

この人と一緒に仕事がしたい!
という想いが、
結果的にチームとして
大きな仕事を成し遂げるのだと思います。

 

イーロンマスクは天才だから
マネができませんが、
豊田章夫は良い意味でフツーの人だから
参考になることはあると思います。
(エンジンに固執しているのだから、変人ですが・・・)

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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