東京オリンピック2020を開催してよかったのか?

東京オリンピック2020が
終わりました。

 

本当なら、世界中から、
たくさんの人がやってきて、
日本の良さをアピールできたはず
なのに本当に残念でした。

 

そして、私自身も、
おそらく生きているうちで
一度しかない自国開催を楽しめた
はずなのに、
なんだかわからないうちに
終わってしました。

 

せっかく、当選したチケットも
幻に終わりました。

 

たしかに東京で
開催されたんでしょうけど
全く実感がないまま、
パラレルワールドで行われていた
ような気分です。

 

私は中止にすべきだと
考えていましたが、
開催してよかったのでしょうか?

 

頭では中止にすべきだと
思っていても、
アスリートが競技をしている姿を
見ると感情が揺さぶられます。

 

感情はコントロールできないから
感動はします。

 

女子バスケットの決勝を見ていて、
アメリカに体格で劣る日本が
立ち向かっていく姿を見ると
涙さえ出てきます。

 

また、多くの国のアスリートが
会場運営やボランティアに感謝している
コメントなんかを目にすると
誇らしくも思います。

 

だから、今は、
オリンピックをやってよかったと
思っています。

 

しかし、これも、
時間の経過とともに変わっていきます。

 

以前、ブログに書きましたが、
行動経済学に『ピークエンドの法則』
という理論があります。

 

人はほとんどの過去の経験を
時間的な長さではなく、
ピーク(最良か最悪)と
エンド(最終局面)の度合いで
判断している
というものです。

 

だから、
日本の選手が金メダルを取った!
というニュースを目にすると
最高の気分になります。

 

しかし、
自宅療養中に亡くなったという
ニュースを目にすると
最悪な気分になります。

 

どちらがより強いインパクトを
残したか?なんです。

 

不謹慎な話かもしれませんが
身内で亡くなった方がいれば、
オリンピックどころの話ではないと
思います。

 

さらに言うと、
良いか?悪いか?は、
エンド(最終局面)で決まります。

 

今は、無事にオリンピックが
終わったと思っているかもしれませんが
この後、とんでもないパンデミックが
世界中で起るかもしれません。

 

そうなった時に、
やって良かった!なんて
思えるでしょうか?

 

結局、やって良かったか?なんて、
人よって変わるし、
時期によっても変わります。

 

つまり、
人間が合理的に判断することは
難しいということなんです。

 

だから、批判ばかりしている人が
一貫性がないのは、
ある意味、仕方がないことで、
非常に人間らしいということなんです。

 

私個人の感想は、
この間に亡くなった方や
そのご家族の方には
大変申し訳ないと思いますが、
開催してよかったと思っています。

 

諦めないことの大切さ、
努力が必ずしも報われないという
厳しい現実、
無念な想いを抱えながらでも
生きていくということ

 

たくさんの感動と学びを
得ることができました。

 

でも、それは、
私の周りで最悪なことがなかったから
良かったと言えるだけで、
良いか?悪いか?を論じることは
難しいことなんだと思います。

 

だけど、結局は、
生きている人は、
今を一生懸命生きることしか
できないのだと思います。

 

エンド(最終局面)と言うのは、
「今」だからです。

 

困難なことがあっても、
可能性があるのであれば
チャレンジする!

 

おそらく、それは、
次のパラリンピックで
強く強く思うことになるのだと
思います。

 

もっと強く生きなければ
ならないのかもしれません・・・

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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