教えるのが上手な人は人の話しを聞くのは下手?

先日、ファシリテーターの
勉強会に参加しました。

 

その勉強会では、
ファシリテーターのもと、
参加者が質問だけで会議を進める
ということをしました。

 

質問だけで会議を進めるというのは、
難しくないと思われるかもしれません。

 

しかし、これが、実は結構難しいのです。

 

質問だけなので、
相手に聞くことしかできないので
自分の意見を言うことができません。

 

これが相手の話を聞く訓練に
なるのです。

 

今回、学校の先生も参加していて
その方が興味深いことを言っていました。

 

学校の先生は教えるのは上手だか、
人の話しを聞くのは難しい・・・

 

なるほど、
学校の先生は、教えるのは仕事です。

 

だから、
教えのは上手だと思います。

 

しかし、
聞くことが難しいというのは
どうなんでしょうか?

 

私は、ふと疑問に思いました。

 

相手の話を聞けないのに
本当に教えることが上手なんだろうか?
と・・・

 

教える目的は、
相手ができるようになることです。

 

だから、
教えることが上手というのは、
相手をできる状態にすることが
上手という意味になります。

 

相手をできるようにするためには、
相手の強みを理解したり、
相手が分からないことを聞くことが
必要になってきます。

 

つまり、
相手の話を聞けなければ、
相手をできるようにすることは
できないと思うのです。

 

それなのに、
教えるのは上手だが、
聞くことが下手というのは
どういうことなんでしょうか?

 

言い方は厳しいかもしれませんが、
自分の教え方が上手だと思っているだけです。

 

自分の基準で、分かりやすいだろう
と判断しているだけです。

 

このブログで何度も言っていますが、
人と人は違います。

 

自分が上手だと思っても、
相手がそう思っているか?
は分からないのです。

 

では、相手がどう思っているか?
どうやったら、わかるのかというと・・・

 

相手に聞くしかありません。

 

これは学校の先生に限らず、
職場でもあることだと思います。

 

教え上手だと思っている上司が
部下に延々と話し続ける・・・

 

話し続けている間は、
相手の話を聞いていません。

 

これで相手が理解していると、
どうやって確認するのでしょうか?

 

相手の理解度を確認していない人が
教え上手と言えると思います。

 

自分が上手いと思っている時が
一番危ないのです。

 

と、自戒をこめて書きました。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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